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2015年10月12日(月) 日本舞踊 1回目 まずはお扇子の持ち方から
今日は日本舞踊の授業ですので、皆さんお着物をお召しです。
普段はサッパリされた印象の方も、おしとやかに見えます。
教えて下さるのは、西川鯉之祐先生と西川貴美子先生です。
今年から塾に参加されたかたのほとんどが、踊りは盆踊りのみとのこと。初めてのことにワクワクしますね。
二年目三年目の生徒さんのなかには、美しく着付けていらっしゃるかたも見えますが、今年からのかたはそうはいかない
ご様子。これは着付けからお勉強です!
鯉之祐先生が役ごとの着付のこつをお話ししてくださいました。
子供の役のときは、おはしょりを大きく。
上等の着物のときは裾を長く。
着付のお話しの後は、お扇子の開き方、閉じ方。
そして、取り出しかた、片付けかたをご指導いただきました。
その後、すり足で稽古場をグルっと回り、早速踊りのお稽古に入ります。
女踊りと男踊りを一曲づつご指導頂くのが恒例で、毎年違う曲をお稽古しますが、今年の女踊りは「宵は待ち」です。
日本舞踊の授業は6回ですから、ということは、3回の授業で女踊りが終わってしまうことになります!
まあ大変!張り切ってお稽古しましょう!!
「皆さんは上手に踊ろうと思わないで、踊ることを楽しんで下さい。」と鯉之祐先生。
やさしい先生方と共に、日本舞踊のお稽古は二回目へと続きます。。
日越国際協働制作公演 始動します!
2016年3月。江戸糸あやつり人形 結城座は新作を発表します!
今回の作品は、ハノイにあるベトナム青年劇場との協働制作で、
坂手洋二脚本・演出の「野鴨中毒」(原作:ヘンリック・イプセン)に挑みます。
人形美術は、結城座ファンには「宮沢賢治〜注文の多い料理店〜」でおなじみの寺門孝之さん。
ベトナム青年劇場から迎える国民的女優レ・カインさんが、
十二代目結城孫三郎をはじめ人形遣いが操る寺門さんご自身が作製される人形と共演します!
これまでフランスやイタリアなどとの国際共同制作の経験がある結城座も、
ベトナムとの協働制作は初めてのこと。
アジアのパワーが結集した舞台を目指します!
このブログでは、公演に関する新着情報、協働制作の様子や
ベトナムトピックなどをお知らせしていきます。
どうぞご期待ください!
授業日誌更新しました
2015年9月19日(土)肉体使って方向転換
行った授業は人形の「方向転換」
お芝居は真っ直ぐばかりには進めませんから、よく使う動きですね。
だからこそ観客の皆様に違和感を与えないように
自然に動かさないといけません。
ついやってしまうのは、人形の足から動かして
遣い手が人形に着いていくパターン。
ですがそれだと人形の足が大きく、長く上がったりで、間が合わなかったりします。
なので先に遣い手の体の向きを変えるのです。
そうすると自然に、手に持っている人形が向きを変えます。
その動きに足の歩を着けるんですね。
人形が崩れないように素早く、
神経を使いながら体を動かすのは中々難しいです。
そしてそれを踏まえて次の稽古。
稽古場の上下端で対になり、中央に向かって進んで行き、
人形どうしで出会います。
この時に互いの人間関係を設定して、ちょっとお芝居します。
ある人は友人どうし、またある人は道を訊ねる人などのお芝居をして、
二人一緒に同じ方へ向きを変え、去って行きます。
お客様からの見え方や、相手役との距離や体位にも気をつけての動きます
いろんな所に神経を使って大変ですが、
お芝居のための 表現方法が増えていくのは、気持ちがワクワクしますね。
ではまた!