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2015年8月22日(土) 人形実技 出して引き付ける
今日ではやくも30回目の授業です。
お一人お一人に、30回目を迎えての感想をお聞きしました。
ある、昨年も受講されていたかたは「前回使った人形と、今回使っている人形とでは癖が違うけれど、自分が人形に慣れるということが大切だと思った。」とおしゃっていました。
人間と同じように人形にも個性があります。
お話の後は、片方の足を出して、その足にもう片方の足を引き付ける。という稽古をしました。
これは、”歩く”に繋がるとても大切な稽古です。
ところで、とても嬉しいお知らせがあります!!
今日、新しい塾生のかたがいらっしゃいました!!
パチパチ パチパチ♪
途中から入られても心配いりません。
丁寧に
一から指導いたします。
江戸糸あやつり人形の世界~女形人形の美~ 9月4日よりチケット販売開始
美しい女形の人形が情の細やかさを表現する舞台をご堪能ください。
日時:2015/12/19(土)17:30~
会場:小金井宮地楽器ホール(小金井市民交流センター) 大ホール
詳細・チケットご購入は こちら »
授業日誌更新しました
見る、という事と意思。
2015年8月10日(月) 人形の目線
今日は人形で相手の顔をしっかり見る。
というお稽古をしました。
人形たちは写真奥の白いTシャツの女性を見つけて指差しています。
しかし人形を使う人間と、人形の目線の高さは違うせいか、なかなか思った位置に人形の目線がいかず、
ここでまたひと苦労です。
人形が人間の存在をしっかりと認識したら、
次は片手で人間を指し示します。
顔の角度と腕の位置、人形が見ている場所を人形はしっかり指し示しているでしょうか。
次は人形同士でお稽古です。
人形が足踏みをして真っ直ぐ進み、別の人形と出会います。
人形が他者である人形に気がつくのはいつでしょうか。
相手の顔をしっかりみて、お互いを認識しあいます。
挨拶や握手等、コミュニケーションをとった後、去っていきます。
何かを見る、という行為は人間も人形も変わらず意思を示す重要な動作です。
何かを見ること、または見ないことによって、次の動作につながる動機が生まれていきます。
さて、水曜日と土曜日のお稽古はお休みです。
皆さま良い夏休みを!
そして月曜日にまたお会いしましょう。
授業日誌更新しました
人形の握手!