Author Archive
日誌2015 15年9月26日2015年9月26日(土)授業で遣う人形たち
本日は、塾生の皆さんが授業で遣っている人形を少しご紹介します。
なかなか濃い皆さんですね。
左の方は、半纏に「駕籠虎」とありますので、駕籠かきの衣裳を着ています。
今も結城座の公演でよく使われる衣裳です。
こちらのお二人の頭は、最近(2012年)の「夏の夜の夢」で作られたものです。
職人たちですね。衣裳は別の演目のものです。
左の方の衣裳は、ついこの前(昨年)の「オールドリフレイン」のものです。
ルーマニアの踊り子ですね。
この頭は、少し前(1997年)の「昭和怪盗伝」、、かな。。
すみません、自信ないです。出直してきます。
この頭は、遡って(1953年)テレビ人形劇「玉藻前」の頭じゃなかろうか。。
これ以上書き続けると怒られそうなので、このあたりで辞めます。
何をお伝えしたかったかといいますと、授業で皆さんに遣っていただいている人形は、
お稽古用の人形、というものではなく、
全て結城座の公演で遣われたものですし、これからも舞台に立つ人形達です。
人形の仕組みも、塾のために特別に簡単にしてあるということはなく、
人形遣いが遣う人形をまるっとそのまま学んでいただいています。
糸あやつり人形、難しいですよね。
でも、糸で人形を遣うことの魅力とか、面白さとか、こだわりとか、
少しでも感じて貰えたらいいなと思います。
舞台で経験を踏んできた人形たちと共に!
15年9月21日宮沢賢治の写し絵劇場~注文の多い料理店~ 終了致しました
9月18日(金)宮沢賢治の写し絵劇場~注文の多い料理店~(小金井宮地楽器ホール)終了致しました。
たくさんのお運びありがとうございました。
日誌2015 15年9月17日2015年9月12日(土) ロープを踏まないように
今日は土曜日ですので二コマの日です。
ちょっと大変ですが、張り切って授業を進めてまいりましょう!
結城座は、写し絵「注文の多い料理店」の稽古中ですので、大きなスクリーンが頭上に
吊るされています。
いつもの足踏みの後、古典のリズムで足踏みをする稽古をしました。
右足から1、2、3、1、2 次に左足から1、2、3、1、2
これを繰り返します。
現代音楽のリズムとの違いに、皆さん少し途惑っていらっしゃいます。
次に1、②、3、1、2 … の②だけ足踏みしない。というのをやってみました。
これは難しい!!
でも大丈夫です!お稽古したらできるようになります!
次に、ロープを踏んだり蹴ったりしないように、足踏みをして前進するお稽古をしました。
ロープが段々高くなっていきます。
人間にとって1、2センチの高さの違いは些細なものでも、人形にとっては全然違うものです。
上手に人形がロープに引っかからないように前進できても、人形遣いが引っかかってしまう。。
なんてこともあります。
人形の身体と人形遣いの身体、両方に気を配らなくては成立しませんね。
日誌2015 15年9月12日2015年9月7日(月) 登って降りて、絶叫小走り!
さて今日も基礎の足踏みの後は小走りのお稽古です。
おわかりいただけるだろうか、この熱い小走りを!!
写真では伝わりにくいですが、実は大絶叫しつつ人形を走らせています。
怒りの叫び、悲しみ慟哭、諸々のグチ、色んな感情を発して人形に現そうという稽古です。
日常、こんなに叫べる機会ってなかなか無いですから、稽古をダシに使ってガンガン感情を爆発させていただけたら幸いです。
続いては「段を登って、降りる」稽古です。簡単に説明しますと
登る時には、段にかける足を糸でコントロールができる右足で。
降りる時は、自由落下で自然に着地できる左足から降ろし、
次にまだ段に残っている右足は、糸でコントロールできるのでしっかり重心移動させつつ着地させる。
非常に理にかなった動作を行うのですが、これに存在感もたせて行うというのが難しいところです。
ですが一つひとつ、行える動作がふえる度、人形を遣うのが楽しくなっていきますね。
塾生の皆さんも新しい事に楽しんで挑戦なさっておられます!!。
本日のおまけ <トラブル発生!?>
授業中に、頭の中のゴムがダメになってしまったのでスピード修理!HurryUP!!
いついかなる時にも起き得る事態ですから、修理道具はいつも片隅に用意しているんですよ。
ではまた次回。
15年9月12日授業日誌更新しました
15年9月9日9月18日(金)宮沢賢治の写し絵劇場~注文の多い料理店~
おかげさまをもちましてチケット完売いたしました。
86 / 92先頭«...102030...858687...90...»最後