11月11日
2023年11月11日キャラクターの背景
登場するキャラクターたちの背景も、時に話し合いながら稽古が進みます。
登場するキャラクターたちの背景も、時に話し合いながら稽古が進みます。
沢山の人形が登場するシーン、打ち合わせをしながら進めます。
始まったばかりの稽古、
まずはサイレント映画のように一つ一つの動きを丁寧に、明確にしていきます。
登場人物の掘り下げをしながら、丁寧にシーンをつくっていきました。
本稽古と並行して、人形も日々調整したり、直したり…。製作は続きます。
よく見ると、人形によって目の色が違っていたり、細かな工夫が…!
12月公演「わが父、耳なしの琵琶奏者」に向け、結城座の稽古場に舞台セットを組み、いよいよ本稽古が始まりました!
完成した人形や大道具を用いての稽古は、原作「耳なし芳一の話」とはだいぶ違った雰囲気です。
現代版・耳なし芳一、さてどんな世界観になるのでしょうか…
乞うご期待!
9日の後半と10日の前半の稽古であらかたの「ブロッキング」が終了。「じゃあ一回全部通してみましょう」とのこと。ミザンスから決めていく稽古方法も初めてで戸惑いましたが、このスピード感に、人形遣いたちもついていくのに必死です。
今回の「層(レイヤー)」を意識した舞台づくり。人形の出番がない人形遣いたちは背景を持って人形を操っている「層」の後ろの「層」の演出をします。
今はまだ仮装置。これが劇場ではどのようになるのでしょうか。
さっそく、7日~8日に決まったことを通しでやってみました。普段の稽古ではあまりないスピード感です!人形遣い全員が台本を手板に乗せ、セリフや立ち位置を確認しながら人形を操っています…。
今日も稽古はまずは仮装置作りから。第2幕の平家の亡霊が出る「林」を段ボールで作ります。人形たちの後ろから登場する平家の亡霊(能役者:清水寛二さん)は迫力があります。劇場で見るのが楽しみです。
着々とミザンス(人形遣いの立ち位置)が決められていきます。
人形をあやつっている「層」の後ろには、怪しく覗く眼が……
TCさんはまず最初に仮装置を作り、役者の立ち位置を決めていく作業をするそうで、それを「ブロッキング」と呼んでいます。普段とは違うやり方に戸惑いながらも、人形遣い全員ハサミやカッター、ガムテープを片手に段ボールを組み立てていきます…。
普段、人形や小道具を作っている人形遣い達。慣れた手つきで、どんどんTCさんのイメージする仮装置を作っていきます。TCさんも、黙々と頭の中の造形を段ボールに落とし込んでいきます。
完成した仮装置でさっそく人形を持って第一幕の稽古。TCさんが強く意識しているのは「層(レイヤー)」。三層に分けられた仮装置の中で人形遣いの立ち位置を決めていきました。