8月10日
2023年09月01日もう!?
9日の後半と10日の前半の稽古であらかたの「ブロッキング」が終了。「じゃあ一回全部通してみましょう」とのこと。ミザンスから決めていく稽古方法も初めてで戸惑いましたが、このスピード感に、人形遣いたちもついていくのに必死です。

今回の「層(レイヤー)」を意識した舞台づくり。人形の出番がない人形遣いたちは背景を持って人形を操っている「層」の後ろの「層」の演出をします。
今はまだ仮装置。これが劇場ではどのようになるのでしょうか。
9日の後半と10日の前半の稽古であらかたの「ブロッキング」が終了。「じゃあ一回全部通してみましょう」とのこと。ミザンスから決めていく稽古方法も初めてで戸惑いましたが、このスピード感に、人形遣いたちもついていくのに必死です。
今回の「層(レイヤー)」を意識した舞台づくり。人形の出番がない人形遣いたちは背景を持って人形を操っている「層」の後ろの「層」の演出をします。
今はまだ仮装置。これが劇場ではどのようになるのでしょうか。
怒涛の一週間を終え、今日は「キャラクター」を掘り下げる日。登場人物たちがどのような人物で、舞台設定がどんな場所で、どんな時代なのか。台本には書いていない細かな部分をTCさんが人形遣いに語り、補っていきます。
今回の公演の肝となる「能役者」の清水寛二さんが着る衣裳の打合せ。新しく作る予定ではありますが、参考のために能の衣裳をもってきていただきました!
清水先生と背丈が近い演出助手の原啓太さんに衣裳を着付けていただき能役者に変身!「まるでとてつもない旅をしているようでした…」と原さん。
さっそく、7日~8日に決まったことを通しでやってみました。普段の稽古ではあまりないスピード感です!人形遣い全員が台本を手板に乗せ、セリフや立ち位置を確認しながら人形を操っています…。
今日も稽古はまずは仮装置作りから。第2幕の平家の亡霊が出る「林」を段ボールで作ります。人形たちの後ろから登場する平家の亡霊(能役者:清水寛二さん)は迫力があります。劇場で見るのが楽しみです。
着々とミザンス(人形遣いの立ち位置)が決められていきます。
人形をあやつっている「層」の後ろには、怪しく覗く眼が……
TCさんはまず最初に仮装置を作り、役者の立ち位置を決めていく作業をするそうで、それを「ブロッキング」と呼んでいます。普段とは違うやり方に戸惑いながらも、人形遣い全員ハサミやカッター、ガムテープを片手に段ボールを組み立てていきます…。
普段、人形や小道具を作っている人形遣い達。慣れた手つきで、どんどんTCさんのイメージする仮装置を作っていきます。TCさんも、黙々と頭の中の造形を段ボールに落とし込んでいきます。
完成した仮装置でさっそく人形を持って第一幕の稽古。TCさんが強く意識しているのは「層(レイヤー)」。三層に分けられた仮装置の中で人形遣いの立ち位置を決めていきました。
5日に来日したTCさんをさっそく稽古場スタジオにお招きしてまずは読み合わせを行いました。
台本を読みながら、世界観や設定について確認していきます。
8月6日~8月17日までの短いワークショップ期間。どのような稽古になるのでしょうか。