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21年6月23日

クロスオーバー2021 アーティスト募集テストページ

人形と俳優のクロスオーバーⅡ
生徒募集

開講にあたって

チラシPDF(1.6Mb)

 本事業は、江戸糸あやつり人形に限らず、俳優やダンサーなど、広く表現の世界でプロとして活躍したいという方を対象とした野心的なプロジェクトです。2020年、文化庁次代の文化を創造する新進芸術家育成事業の委託でスタートいたしました。本年度は2期目であり、1期での研鑽と反省を踏まえ、さらに高密なクオリティーの講義内容と試演会を目指します。1期からの継続の参加者に加え、2期から初めて参加される方も広く募集いたします。

 十二代目結城孫三郎(当時。現 三代目両川船遊)の志に賛同し、演出家/加藤直、能役者/清水寛二、ダンサー・振付家/山田うんといった各界一流の表現者らが講師として参加。各講師は最終回に予定されている試演会の演出も担当します。

 受講生の皆様は各指導者による各分野の基礎訓練を積みつつ、3グループ(人形/船遊&加藤、能/清水、ダンス/山田)の演出による稽古に入り、3グループをクロスオーバーさせた1つの作品の試演会 に向かっていきます。

俳優が人形遣いの指導を受けたり、ダンサーが能役者の指導を受けるなど相互の交流によって、そこに交差点(クロスオーバー)が生まれます。その学びの場で生起する発見や模索も、本講座の大きな特徴です。

 このプロジェクトは結城座にとって、伝統を次世代へ継ぐ江戸糸あやつり人形の新しい表現法を発見する場であるとともに、舞台芸術における新たな表現者の誕生・育成の支援の場でもあります。

 昨年度の1期の参加者からは2021年度『結城数馬改め 十三代目結城孫三郎襲名披露公演「十一夜 あるいは星の輝く夜に」』に出演する者も出ました。

 各界日本トップクラスの講師陣と創作が出来る、他には類を見ない貴重な機会です。

 皆様方のご参加を心から歓迎いたします。

人形と俳優のクロスオーバーⅠ 試演会
『小さな冒険ー宮沢賢治を巡る。』
2021年2月21日(日)結城座スタジオにて

1期は各講師それぞれの演出により、1つではなく複数の宮沢賢治作品の上演に挑みました。
2期は各ジャンルをクロスオーバーさせた1つの作品の試演会に挑戦予定です。

講師プロフィール

江戸糸あやつり人形結城座十代目結城孫三郎の次男として生まれ、4歳で初舞台。11歳から武智鉄二主宰、武智歌舞伎座に入門。能は観世栄夫、狂言は茂山千之丞の教えを受けながら、人形遣いの修行を重ね、72年写し絵家元三代目両川船遊を襲名。93年十二代目結城孫三郎を襲名。伝統的な人形芝居とともに、国内外の演劇人たちとの芝居作りにも意欲的に取組み、海外の演劇フェスティバルにも多数参加。また後継者の育成にも力を注ぎ、江戸糸あやつり人形の普及・啓発に努める。

能役者。1953年奈良県生まれ。早稲田大学在学中に山本順之の指導を受け、銕仙会に入門。故観世寿夫、故八世観世銕之丞、九世観世銕之丞に師事し、銕仙会公演などで古典能の上演を続ける一方、新作能 『長崎の聖母』『沖縄残月記』『ヤコブの井戸』などの演出・シテをつとめる。組踊、昆劇などの他の伝統芸能や現代劇、現代音楽、ダンスなどとの共同舞台にも取り組んでいる。

©️ HAL KUZUYA

山田うん

器械体操、バレエ、舞踏を学び渡仏。2002年「Co.山田うん」設立。日本をリードするコンテンポラリーダンスのカンパニーを率いて国内外で活躍している他、ミュージカルやオペラの振付、演劇の演出、またソロダンサー、指導者としても世界各地から注目さえている。第8回日本ダンスフォーラム大賞受賞。第65回芸術選奨文部科学大臣新人賞。平成26年度文化庁文化交流使。令和2年第37回江口隆哉賞受賞。

加藤直

ロングランのエンターテイメント作品を手掛ける一方、東京室内歌劇場、二期会、日生劇場、オペラシアターこんにゃく座等で多くのオペラも演出。

劇作家・演出家。横浜生まれ。
1966年劇団俳優座付属養成所卒業。70年黒テントの創立に参加。80年代中頃からオペラ、演劇、ミュージカル、コンサート、合唱等の作・演出を開始。

表現の在り方を鋭く検証し、知的かつスラプスティックに仕立てていく作品づくりに定評がある。まつもと演劇工場・工場長。

応募方法

こちらから応募要項提出書類(出願書、志望動機+未成年の方は保護者の同意書)をダウンロードし、記載情報を確認・記入してEメールまたは郵送にてお送りください。

  • ・応募要項(授業内容も紹介しています)
  • ・保護者の同意書
  • ・提出書類(出願書・志望動機)

応募受付期限

2021年82(月)

応募条件

18歳以上で、プロを目指し江戸糸あやつり人形や演劇に興味を持ち、将来舞台芸術の世界を志す者。

  • 既にプロとして実績を積んでいる方の応募も歓迎します。

選考方法

書類選考により、メールにて順次通知します。メール以外をご希望の方は出願書類にお書き添えください。

受講料

  • 一般:100,000
  • U30(30歳以下)70,000
  • 上記以外の費用(入会金、教材費等)はかかりません。
  • 受講料は開講日までに原則一括で納付していただきます。ただし場合により相談に応じます。
  • 途中退会した場合でも受講料の返金には応じかねます。

開講期間

2021年87(土)2022年19(日)

最終回には稽古場にて試演会を予定しています。

※変更の可能性あり。最新情報は随時更新します。

開講スケジュール

*授業時間内に休憩を含みます。
*上記予定につき多少変更の可能性あり。

土・日・月曜日を中心に月4回程度、右表の時間割で授業を組んでいます。
※全てのコマに授業が入るとは限りません。
講師の先生方のスケジュールに合わせ授業日を設定していますので、上記以外の曜日にも授業が入ることをご了承ください。
選考通過の方に日程表をお渡しします。

主な開講場所

江戸糸あやつり人形結城座稽古場

東京都小金井市貫井北町3-18-2

  • JR中央線 武蔵小金井駅
    北口徒歩20分
    または、6番バス乗り場より 京王バス「中大附属循環」約10分 「中大附属高校」下車徒歩1分
  • 西武新宿線/拝島線 小平駅
    南口より 銀河鉄道バス 小平国分寺線 「国分寺駅入口」行 「中央大学附属中学・高等学校」下車徒歩1分

Q&A

Q1 全ての授業に出席できなくても構わないのでしょうか。

構いません。しかし、受講料は授業開始前に一括で払っていただきますので、
欠席による返金などには応じかねます。
また、10月からしか参加できないなどの都合は事前にご相談ください。

Q2 申込後の手続きはどのような流れでしょうか。

①願書受取通知をこちらからメールでお送り致します。

②書類選考の後、結果をメールでお知らせ致します。
* メールをお受け取りになれない方はご一報ください。

③選考を通過された方は、通過後一週間以内に受講料をお振込みください(*ご相談に応じます)
 振込口座は書類選考の結果メールにてお知らせいたします。

④開講日(8月7日)に結城座へお越しください。

Q3 どのような服装で受講したら良いでしょうか

動きやすい服装でお越しください。着替える場所のご用意はございます。
能の稽古では和服をお持ちの方は和服でも構いません。
また、履物については以下の通りです。

 人形遣い→足袋または稽古シューズ(なるべく底の薄いもの)
 →白足袋

Q4 授業が始まってから特別な持ち物を用意する必要はありますか。

白足袋が能の授業では必須になります。また、扇子などは貸し出し致します。
稽古場は土足厳禁なので足袋や稽古シューズをご用意ください。
玄関から稽古場に至るまでのスリッパもあると望ましいです。

Q5 電話やメール、FAX以外の問い合わせ方法はありますか。

ZOOM、スカイプ、Google Meet に対応しております。
ご希望の方には結城座のアカウントをお伝えいたしますので、お気軽にお問合せください。

ご不明点がございましたらお気軽にお問合せください。

お問い合わせ

ご不明な点は結城座までお問い合わせください。

公益財団法人 江戸糸あやつり人形結城座

〒184-0015 東京都小金井市貫井北町3-18-2

TEL: 042-322-9750(平日10:00~18:00)

FAX: 042-322-3976

お問い合わせフォーム

文化庁委託事業「令和3年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」

主催
文化庁、公益財団法人 江戸糸あやつり人形結城座
制作
公益財団法人 江戸糸あやつり人形結城座
協賛
COFFEE HALL くぐつ草
協力
銕仙会 Co. 山田うん まつもと演劇工場 いわてアートサポートセンター
21年5月26日

アーティスト募集(2021年5月)

人形と俳優のクロスオーバーⅡ
生徒募集

開講にあたって

チラシPDF(1.9Mb)

 本事業は、江戸糸あやつり人形に限らず、俳優やダンサーなど、広く表現の世界でプロとして活躍したいという方を対象とした野心的なプロジェクトです。2020年、文化庁次代の文化を創造する新進芸術家育成事業の委託でスタートいたしました。本年度は2期目であり、1期での研鑽と反省を踏まえ、さらに高密なクオリティーの講義内容と試演会を目指します。1期からの継続の参加者に加え、2期から初めて参加される方も広く募集いたします。

 十二代目結城孫三郎(当時。現 三代目両川船遊)の志に賛同し、演出家/加藤直、能役者/清水寛二、ダンサー・振付家/山田うんといった各界一流の表現者らが講師として参加。各講師は最終回に予定されている試演会の演出も担当します。

 受講生の皆様は各指導者による各分野の基礎訓練を積みつつ、3グループ(人形/船遊&加藤、能/清水、ダンス/山田)の演出による稽古に入り、3グループをクロスオーバーさせた1つの作品の試演会 に向かっていきます。

俳優が人形遣いの指導を受けたり、ダンサーが能役者の指導を受けるなど相互の交流によって、そこに交差点(クロスオーバー)が生まれます。その学びの場で生起する発見や模索も、本講座の大きな特徴です。

 このプロジェクトは結城座にとって、伝統を次世代へ継ぐ江戸糸あやつり人形の新しい表現法を発見する場であるとともに、舞台芸術における新たな表現者の誕生・育成の支援の場でもあります。

 昨年度の1期の参加者からは2021年度『結城数馬改め 十三代目結城孫三郎襲名披露公演「十一夜 あるいは星の輝く夜に」』に出演する者も出ました。

 各界日本トップクラスの講師陣と創作が出来る、他には類を見ない貴重な機会です。

 皆様方のご参加を心から歓迎いたします。

人形と俳優のクロスオーバーⅠ 試演会
『小さな冒険ー宮沢賢治を巡る。』
2021年2月21日(日)結城座スタジオにて

1期は各講師それぞれの演出により、1つではなく複数の宮沢賢治作品の上演に挑みました。
2期は各ジャンルをクロスオーバーさせた1つの作品の試演会に挑戦予定です。

講師プロフィール

江戸糸あやつり人形結城座十代目結城孫三郎の次男として生まれ、4歳で初舞台。11歳から武智鉄二主宰、武智歌舞伎座に入門。能は観世栄夫、狂言は茂山千之丞の教えを受けながら、人形遣いの修行を重ね、72年写し絵家元三代目両川船遊を襲名。93年十二代目結城孫三郎を襲名。伝統的な人形芝居とともに、国内外の演劇人たちとの芝居作りにも意欲的に取組み、海外の演劇フェスティバルにも多数参加。また後継者の育成にも力を注ぎ、江戸糸あやつり人形の普及・啓発に努める。

能役者。1953年奈良県生まれ。早稲田大学在学中に山本順之の指導を受け、銕仙会に入門。故観世寿夫、故八世観世銕之丞、九世観世銕之丞に師事し、銕仙会公演などで古典能の上演を続ける一方、新作能 『長崎の聖母』『沖縄残月記』『ヤコブの井戸』などの演出・シテをつとめる。組踊、昆劇などの他の伝統芸能や現代劇、現代音楽、ダンスなどとの共同舞台にも取り組んでいる。

©️ HAL KUZUYA

山田うん

器械体操、バレエ、舞踏を学び渡仏。2002年「Co.山田うん」設立。日本をリードするコンテンポラリーダンスのカンパニーを率いて国内外で活躍している他、ミュージカルやオペラの振付、演劇の演出、またソロダンサー、指導者としても世界各地から注目さえている。第8回日本ダンスフォーラム大賞受賞。第65回芸術選奨文部科学大臣新人賞。平成26年度文化庁文化交流使。令和2年第37回江口隆哉賞受賞。

加藤直

ロングランのエンターテイメント作品を手掛ける一方、東京室内歌劇場、二期会、日生劇場、オペラシアターこんにゃく座等で多くのオペラも演出。

劇作家・演出家。横浜生まれ。
1966年劇団俳優座付属養成所卒業。70年黒テントの創立に参加。80年代中頃からオペラ、演劇、ミュージカル、コンサート、合唱等の作・演出を開始。

表現の在り方を鋭く検証し、知的かつスラプスティックに仕立てていく作品づくりに定評がある。まつもと演劇工場・工場長。

応募方法

こちらから応募要項提出書類(出願書、志望動機+未成年の方は保護者の同意書)をダウンロードし、記載情報を確認・記入してEメールまたは郵送にてお送りください。

  • ・応募要項(授業内容も紹介しています)
  • ・保護者の同意書
  • ・提出書類(出願書・志望動機)

応募受付期限

2021年82(月)

応募条件

18歳以上で、プロを目指し江戸糸あやつり人形や演劇に興味を持ち、将来舞台芸術の世界を志す者。

  • 既にプロとして実績を積んでいる方の応募も歓迎します。

選考方法

書類選考により、メールにて順次通知します。メール以外をご希望の方は出願書類にお書き添えください。

受講料

  • 一般:100,000
  • U30(30歳以下)70,000
  • 上記以外の費用(入会金、教材費等)はかかりません。
  • 受講料は開講日までに一括で納付していただきます。
  • 途中退会した場合でも受講料の返金には応じかねます。

開講期間

2021年87(土)2022年19(日)

最終回には稽古場にて試演会を予定しています。

※変更の可能性あり。最新情報は随時更新します。

開講スケジュール

*授業時間内に休憩を含みます。
*上記予定につき多少変更の可能性あり。

日・月曜日を中心に月4回程度、右表の時間割で授業を組んでいます。
※全てのコマに授業が入るとは限りません。
講師の先生方のスケジュールに合わせ授業日を設定していますので、上記以外の曜日にも授業が入ることをご了承ください。
選考通過の方に日程表をお渡しします。

主な開講場所

江戸糸あやつり人形結城座稽古場

東京都小金井市貫井北町3-18-2

  • JR中央線 武蔵小金井駅
    北口徒歩20分
    または、6番バス乗り場より 京王バス「中大附属循環」約10分 「中大附属高校」下車徒歩1分
  • 西武新宿線/拝島線 小平駅
    南口より 銀河鉄道バス 小平国分寺線 「国分寺駅入口」行 「中央大学附属中学・高等学校」下車徒歩1分

Q&A

Q1 全ての授業に出席できなくても構わないのでしょうか。

構いません。しかし、受講料は授業開始前に一括で払っていただきますので、
欠席による返金などには応じかねます。
また、10月からしか参加できないなどの都合は事前にご相談ください。

Q2 申込後の手続きはどのような流れでしょうか。

①願書受取通知をこちらからメールでお送り致します。

②書類選考の後、結果をメールでお知らせ致します。
* メールをお受け取りになれない方はご一報ください。

③選考を通過された方は、通過後一週間以内に受講料をお振込みください(*ご相談に応じます)
 振込口座は書類選考の結果メールにてお知らせいたします。

④開講日(8月7日)に結城座へお越しください。

Q3 どのような服装で受講したら良いでしょうか

動きやすい服装でお越しください。着替える場所のご用意はございます。
能の稽古では和服をお持ちの方は和服でも構いません。
また、履物については以下の通りです。

 人形遣い→足袋または稽古シューズ(なるべく底の薄いもの)
 →白足袋

Q4 授業が始まってから特別な持ち物を用意する必要はありますか。

白足袋が能の授業では必須になります。また、扇子などは貸し出し致します。
稽古場は土足厳禁なので足袋や稽古シューズをご用意ください。
玄関から稽古場に至るまでのスリッパもあると望ましいです。

Q5 電話やメール、FAX以外の問い合わせ方法はありますか。

ZOOM、スカイプ、Google Meet に対応しております。
ご希望の方には結城座のアカウントをお伝えいたしますので、お気軽にお問合せください。

ご不明点がございましたらお気軽にお問合せください。

お問い合わせ

ご不明な点は結城座までお問い合わせください。

公益財団法人 江戸糸あやつり人形結城座

〒184-0015 東京都小金井市貫井北町3-18-2

TEL: 042-322-9750(平日10:00~18:00)

FAX: 042-322-3976

お問い合わせフォーム

文化庁委託事業「令和3年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」

主催
文化庁、公益財団法人 江戸糸あやつり人形結城座
制作
公益財団法人 江戸糸あやつり人形結城座
協賛
COFFEE HALL くぐつ草
協力
銕仙会 Co. 山田うん まつもと演劇工場 いわてアートサポートセンター 株式会社コクテール堂 株式会社シモジマ
21年4月5日

「十一夜 あるいは星の輝く夜に」英語ページ(2021年6月)

The First Performance Commemorating the 385th Anniversary of the Youkiza

The name of succession performance of Magosaburo Yuki XIII,
renamed from Kazuma Yuki

“Eleventh Night, or On a Starry Night”

Adapted and directed by Wui-Sin Chong

Based on “Twelfth Night, or What You Will” by W. Shakespeare

Click here to make a reservation

Greetings

Finally, the time has come for my eldest son to succeed as Magosaburo Yuki XIII. He still has much to do both as a man and as a puppeteer, but I believe that there is still room for growth if he’s willing to make the effort.

Well, it’s no big deal because even I used to call myself Magosaburo. From now on, I would appreciate your guidance and encouragement in raising the 13th generation.

Magosaburo Yuki XII

Flyer PDF(1Mb)

Message from Wui-Sin Chong, Adaptor and Director

Shakespeare’s greatest comedy is in the Fukushima dialect!

Fukushima is a place that was severely damaged by the earthquake and tsunami of March 11, 2011.

A single puppeteer controls the twin siblings. Until now, the twin siblings, Viola and Sebastian, have always been played by two different people (a woman and a man). I don’t know if I can call them twins if they don’t look at all alike, but with Marionettes, they look exactly alike. The fact that there is only one puppeteer increases the accuracy of the twins.

It is a well-known fact that there were no actresses in the Elizabethan theater era, and that men played the female roles. “Twelfth Night” is a story about a woman pretending to be a man, but the woman is played by a man. In other words, there are two or three layers of fictional devices in this story. If a male puppeteer controls a female Marionette and a female puppeteer controls a male Marionette, there would be another layer of fiction.

It may be a little too complicated, but whatever the case, it is a festival play. Truth and fiction, the living and the dead, the sacred and the secular, everything is chaos, and because it is in chaos, it is a festival play. What kind of festival play will it be? ……I invite you to take part..

Performance Schedule

June 2 (Wed.) – June 6 (Sun.), 2021

June2Wed3Thu4Fri5Sat6Sun
13:00    
14:00   
18:00    
19:00   
  • Registration starts one hour before the show, doors open 30 minutes before the show.
  • is scheduled to give an after-talk.
  • Please check your temperatures, disinfect your hands and soles, and wear a mask when you visit.
Childcare Service

Information will be posted on the Youkiza website in April or later, as the theater is in the process of transitioning to a contracted childcare service provider.

Venue

Tokyo Metropolitan Theatre, Theatre West

* For details on how to get to the venue, please refer to the above website of the Tokyo Metropolitan Theatre.

1-8-1 Nishi-Ikebukuro, Toshima-ku, Tokyo 171-0021, Japan
Phone: 03-5391-2111

2 minutes walk from the West Exit of Ikebukuro Station on each line. ◎ Direct connection from Exit 2b of the underground passage.

map

Tickets(All seats reserved)

  • General
    6,000yen
  • General (DM member advance reservation)
    5,500yen
  • Pair ticket
    11,000yen
  • U30 (under 30 years old)
    3,000yen
  • Students
    2,000yen

Click here to make a reservation

※Discount tickets for DM members are available only at Youkiza. You can register as a DM member online 24 hours a day.

As a bonus for pre-ordering, you will receive a postcard celebrating the name of succession performance!
  • DM members can make advance reservations.
    March 16 (Tue.) – April 11 (Sun.)
  • General reservations begin.
    April 16 (Fri.)

Ticket Handling

Edo Yarn Marionette Youkiza
Reservation form
Tel. 042-322-9750(Weekday 10:00-18:00)
FAX 042-322-3976
Ticket Pia
Tel. 0570-02-9999
https://t.pia.jp/ (P Code: 505208)
Confetti
http://confetti-web.com/youkiza
※WEB only
Tokyo Metropolitan Theatre Box Office
Tel. 0570-010-296(10:00 – 19:00 except closing days)
https://www.geigeki.jp/

Synopsis

Twins, Viola and Sebastian, are separated by a storm during a boat trip.

Believing that her brother is still alive, Viola decides to stay behind in Illyria and search for him. Even though she decides to stay in Illyria and search for her brother, she feels that it is too dangerous to live alone as a woman, so she decides to dress up as a man. …… She takes the name Sicario and begins to serve the lord of Illyria, Orsino. He is crazy about Olivia, the daughter of a nobleman. However, no matter how many times he asks Olivia to marry him, she always refuses on the pretext that she is in mourning for her dead brother. No matter how many times he is rejected, the flame of love in Orsino’s heart never goes out.

On the other hand, Viola, who serves for Orsino, has come to love her master. However, Viola is now a man, and she spends her days in agony, having to hide her love for him.

One day, Orsino sends Viola on an errand to Olivia, and as she is entrusted with Olivia’s feelings, Viola has no choice but to go and see Olivia. When Olivia catches sight of Viola, she falls in love with her all over again.

Thus, a troublesome love triangle is formed. ……

Kazuma Yuki manipulating a lion that brings good luck and fortune
Kazuma Yuki manipulating a lion that brings good luck and fortune

Magosaburo Yuki the XIII, renamed from Kazuma Yuki

Born as the eldest son of Magosaburo Yuki XII, he made his stage debut in 1985 at the age of six as Ishidomaru in “Yume Doji Yume Zoshi” written and directed by Yoshiyuki Fukuda under the tutelage of Sennojo Shigeyama. Later, in 2005, he appeared in the original production of Edo Yarn Marionette “Yume no Ukihashi – Dream Floating Bridge with Dolls” by Shizuoka Granship, and in 2008 in “Heisei Nozoki Karakuri – Broken Umbrella Choan” as Michinosuke Fujikake. Around this time, he began training in kabuki dialogue under Sawamura Tojuro II.

He also strives to master the Edo period magic lantern, another traditional art form transmitted by the Youkiza, and appeared as a magic lantern performer (“Utsushieshi”) in the magic lantern “Banshu Sarayashiki,” which was performed on a boat for the first time in 150 years in 2017.

In February 2020, he played the major role of Yajirobei in “Tokaido Chu Hizakurige: From Akasaka Namiki to Rantoba” at the “Magosaburo’s First Classical Small Theater”, which was received a favorable reputation.

Senyu Ryokawa III

Senyu Ryokawa III (Magosaburo Yuki XII)

He was born the second son of Magosaburo Yuki, the tenth generation of the Youkiza marionette troupe, and started traditional Japanese dance at the age of three at the Nishikawa School. He started acting when he was four and at the age of eleven, he began to study at the Takechi Kabuki School, which was organized by Tetsuji Takechi.

He received training as a puppeteer under Hideo Kanze in Noh and Sennojo Shigeyama in Kyogen, and in 1972 he assumed the name of Senyu Ryokawa III, a “Utsushieshi” – magic lantern performer. In 1993, he assumed the name Magosaburo Yuki XII and became a puppeteer under two different names. In addition to traditional puppet theater, he has been actively involved in creating plays with theater people from Japan and abroad, and has participated in many overseas theater festivals such as the Avignon Theater Festival and the Sibiu International Theater Festival. He has also devoted himself to the training of successors, and in 2013 he opened the Edo Yarn Marionette Introduction School to promote and enlighten the art.

In 2021, he received the 42nd Matsuo Performing Arts Award Special Prize.

Yume Doji Yume Zoshi
From Kazuma Yuki’s first stage performance, “Yume Doji Yume Zoshi” in 1985
Left: Magosaburo Yuki XII / Right: Kazuma Yuki

Cast

  • Magosaburo Yuki the XIII, renamed from Kazuma Yuki
  • Ikuko Yuki
  • Aki Yumoto
  • Yasuaki Onuki
  • Emi Oura
  • Tsugumi Nakamura
  • Senyu Ryokawa III(Magosaburo Yuki XII)
  • Guest appearance Junmai Uemoto

Staff

  • Marionette designer (head)
    Jiro Iha
  • Costume (marionette, human)
    Masatomo Ohta
  • Music
    Daisaku Kume
  • Stage Design
    Michiko Inada
  • Lighting Plan
    Takayoshi Masuda
  • Sound Plan
    Akame Fujita
  • Stage Manager
    Hitoshi Yoshiki, Takuomi Kishikawa
  • Assistant Director
    Jiro Shibata
  • Pseudo-fighting
    Naoki Kurihara
  • Dialect coach
    Yoko Nakayama
  • Advertising Art
    Yoshihisa Oda
  • Publicity photo
    Toshiharu Ishibashi

Edo Yarn Marionette Youkiza (Public Interest Incorporated Foundation)

Phone: 042-322-9750
FAX: 042-322-3976

Contact form

Planning, Production and Sponsorship
Edo Yarn Marionette Youkiza (Selected Intangible National Cultural Asset / Intangible Cultural Asset of Tokyo Metropolitan Government)
Supported by
Supported by the Agency for Cultural Affairs , Government of Japan through the Japan Arts Council
Tokyo Metropolitan Foundation for History and Culture Arts Council Tokyo
COFFEE HALL Kugutsu Sou, Koganei Junior Chamber of Commerce, Tama Shinkin Bank Koganei Branch and Koganei South Exit Branch.
Cooperated by
Cocktail-do Corporation, Shimojima Corporation, Cube Corporation, Hanagumi Acting, Tokyo Water Taxi Co.
21年3月16日

「十一夜 あるいは星の輝く夜に」(2021年6月)

結城座旗揚げ 385 周年記念公演第一弾

結城数馬改め 十三代目結城孫三郎襲名披露公演

「十一夜 あるいは星の輝く夜に

翻案・演出 鄭義信

原作 W・シェークスピア「十二夜」

English page

ご挨拶

とうとう、私の長男が十三代目結城孫三郎を継ぐ時が来てしまいました。

いまだ人間としても人形遣いとしても、たりない所が多々ありますが、 その分努力さえすれば、のびしろは残されていると思っております。

ナアニ、こんな私だって孫三郎を名乗っていたのですから、たいした事は有りません。

今後は、皆様方の御指導御鞭撻を賜りまして、十三代目を育てていただければ幸いで御座います。

十二代目 結城孫三郎

チラシPDF(1Mb)

翻案・演出 鄭義信からのメッセージ

シェークスピア最高の喜劇は、なんと福島弁!?

双子の兄妹を、一人の人形遣いが操る。これまで、ヴァイオラとセバスチャンの双子の兄妹は、別々の人物(それも女性と男性)で演じられることが常であった。まったく似ていない人物を、双子と呼べるかどうか……けれど、人形なら、そっくりに。しかも人形遣いは一人であるがゆえに、ますます双子の精度が上がるというものだ。

エリザベス朝演劇の時代には女優がおらず、もっぱら男性が女性を演じた、というのは周知の事実である。「十二夜」は女性が男性のふりをするという話であるが、その女性を演じているのは男性である。つまり、この物語の中には、二重、三重の虚構の仕掛けが施されている。もし、男性人形遣いが女性の人形を、女性人形遣いが男性の人形を操るとしたら……そこにはまた虚構がひとつ重ねられることとなるのではないだろうか。

ちょっと複雑すぎるかもしれないが、なんにしろ、祝祭劇である。真実も虚構も、生者も死者も、聖も俗も、なにもかもが混沌となって、混沌であるが故の祝祭劇なのだ……はたして、いかなる祝祭劇となるのか……乞う、ご期待ください。

日程

2021年6月2日 – 6月6日

6月2日3日4日5日6日
13:00    
14:00   
18:00    
19:00   
  • 受付開始は開演1時間前、開場は開演の30分前。
  • はアフタートークを予定。
  • ご来場の際は、検温、手、靴裏の消毒、マスクの着用にご協力ください。

4月12日(月)より適用されたまん延防止等重点措置における営業時間短縮の協力依頼を受け、アフタートーク予定を以下の通り変更いたしました。

アフタートーク開催日時

6月3日(木)19:00~6月4日(金)14:00~
6月5日(土)18:00~6月6日(日)14:00~

ご予約の変更に関してはお電話、FAX、メールにて承っております。
この度ご予約いただいたお客様には多大なるご迷惑をお掛けいたしまして大変申し訳ございません。
引き続き皆様のご予約をお待ち申し上げております。

託児サービス(有料・定員制・要事前申込)

東京芸術劇場で公演をご鑑賞の際には、一時託児をご利用いただけます。

株式会社ミラクス ミラクスシッター
申込・問合:0120-415-306 (土·日·祝祭日を除く平日9:00-17:00)

詳細(劇場HP)

会場

東京芸術劇場シアターウエスト

* 会場までのアクセス詳細は芸術劇場HPをご覧ください。

東京都豊島区西池袋1-8-1
TEL:03-5391-2111

各線池袋駅西口より徒歩2分 ◎ 駅地下通路 2b出口直結

東京芸術劇場 地図

チケット(全席指定)

料金

  • 一般
    6,000
  • DM会員先行予約
    5,500円
  • ペア券
    11,000
  • U30(30歳以下)
    3,000
  • 学生
    2,000

発売日

先行予約特典として、襲名披露公演祝ポストカードをプレゼント致します!
  • DM会員先行予約受付
    3月16日(火)〜4月11日(日)
  • 一般予約受付開始
    416(金)

※DM会員割引チケットは結城座のみ取扱。オンラインで24時間対応。DM会員登録はすぐできます。

取扱い

江戸糸あやつり人形 結城座
電話 042-322-9750(平日:10時-18時)
FAX 042-322-3976
チケットぴあ
電話 0570-02-9999(平日:10時-18時)
https://t.pia.jp/ (Pコード:505208)
カンフェティ
http://confetti-web.com/youkiza
※WEB申込のみ
東京芸術劇場ボックスオフィス
0570-010-296(代)(休館日を除く 10:00 – 19:00)
https://www.geigeki.jp/

あらすじ

双子のヴァイオラとセバスチャンは、船旅の途中で嵐に遭い、生き別れになってしまう。

きっと兄は生きていると信じるヴァイオラは、流され着いたイリリアに残り、兄を探すことを決意する。けれど、一人で生きていくには女の姿では危ないと思い、男装することに……そして、シザーリオと名乗り、イリリアの領主オーシーノーに仕えることとなる。オーシーノーは貴族の娘オリヴィアに夢中だ。しかし、オリヴィアに何度求婚しても、亡くなった兄の喪に服すことを口実に断られ続けていた。いくら断られても、オーシーノーの恋の炎は消えることがない。

一方、オーシーノーのそばで仕えるヴァイオラは、いつしか主人を愛するようになり……しかし、ヴァイオラは今は男。自分の恋心を押し隠さなくてはならないことに、悶々とした日々を送ることとなる。

ある日、オーシーノーはヴァイオラをオリヴィアの元へ使いにやる。オリヴィアの気持ちを託されたヴァイオラは、しかたなくオリヴィアに会いに行く。ヴァイオラを一目見たオリヴィアは、またたくまに恋に落ちてしてしまう。

かくして、やっかいな三角関係ができあがり……。

寿獅子をあやつる結城数馬
寿獅子をあやつる結城数馬

結城数馬改め 十三代目結城孫三郎

十二代目結城孫三郎の長男として生まれ、1985年6歳で福田善之作・演出「夢童子ゆめ草紙」にて茂山千之丞丈に教えを受け石童丸で初舞台を披露。その後、2005年 静岡グランシップオリジナル制作江戸糸あやつり人形「夢の浮き橋 〜人形たちとの夢の浮橋〜」2008年「平成のぞきからくり 破れ傘長庵」藤掛道之助役で出演した。この頃より、2代目澤村藤十郎氏に師事し歌舞伎の台詞の修行を始める。

また、結城座の伝えるもう一つの伝統芸能である「江戸写し絵」の技芸の習得に努めており、2017年に150年ぶりに船上で上演された写し絵「播州皿屋敷」では写し絵師として出演した。
2020年2月に公演した「孫三郎第一回 古典小劇場」では「東海道中膝栗毛 赤坂並木から卵塔場まで」で大役である弥次郎兵衛役を務め好評を得た。

三代目両川船遊

三代目両川船遊 (十二代目結城孫三郎)

江戸糸あやつり人形結城座十代目結城孫三郎の次男として生まれ、3歳より西川流宗家で日本舞踊を始める。4歳で初舞台を踏み、11歳から武智鉄二主宰、武智歌舞伎教室に入門。能は観世栄夫、狂言は茂山千之丞の教えを受けながら、人形遣いの修行を重ね、72年写し絵師三代目両川船遊を襲名。93年十二代目結城孫三郎を襲名し二つ名前となる。伝統的な人形芝居とともに、国内外の演劇人達との芝居作りにも意欲的に取組み、アヴィニョン演劇祭やシビウ国際演劇祭等海外の演劇フェスティバルにも多数参加。また後継者の育成にも力を注ぎ、2013年より江戸糸あやつり人形入門塾を開講、江戸糸あやつり人形の普及・啓発に努める。

2021年、第42回松尾芸能賞特別賞受賞。

1985 年 結城数馬初舞台「夢童子ゆめ草紙」より
左 十二代目結城孫三郎/右 結城数馬

出演

  • 結城数馬改め 十三代目結城孫三郎
  • 結城育子
  • 湯本アキ
  • 小貫泰明
  • 大浦恵実
  • 中村つぐみ
  • 三代目両川船遊(十二代目結城孫三郎)
  • 客演 植本純米

スタッフ

  • 人形デザイン(頭)
    伊波二郎
  • 衣裳(人形・人間)
    太田雅公
  • 音楽
    久米大作
  • 舞台美術
    稲田美智子
  • 照明プラン
    増田隆芳
  • 音響プラン
    藤田赤目
  • 舞台監督
    吉木均・岸川卓巨
  • 演出助手
    柴田次郎
  • 擬闘
    栗原直樹
  • 方言指導
    中山陽子
  • 宣伝美術
    小田善久
  • 宣伝写真
    石橋俊治

公益財団法人 江戸糸あやつり人形結城座

TEL: 042-322-9750(平日 10:00-18:00)
FAX: 042-322-3976

お問い合わせフォーム

*皆さまに安心してご覧いただくための対策について*

東京芸術劇場における新型コロナウィルス感染拡大防止ガイドラインに沿って、お客様をお迎えするスタッフのマスク・フェイスシールドの着用、座席・舞台のアルコール除菌、劇場の換気などを徹底し、スタッフ・出演者全員のPCR検査を実施しております。

ご来場された際は、検温、手、靴裏の消毒、マスクの着用にご協力ください。

また、体調がすぐれない場合はご来場をご遠慮ください。

企画・制作・主催
公益財団法人 江戸糸あやつり人形 結城座(国記録選択無形民族文化財/東京都無形文化財)
助成
文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術創造活動活性化事業)独立行政法人日本芸術文化振興会
公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
協賛
COFFEE HALL くぐつ草
小金井青年会議所
多摩信用金庫 小金井支店・小金井 南口支店
協力
株式会社コクテール堂株式会社シモジマ株式会社キューブ花組芝居東京ウォータータクシー株式会社

 

20年8月17日

アーティスト募集説明ページ(2020年7月)

『人形と俳優のクロスオーバーⅠ』
説明会について

この度、新型コロナウィルスの感染拡大の影響を鑑み、8 月 22 日、8 月 23 日を予定してい た「人形と俳優のクロスオーバーI」の説明会を中止とさせていただきました。

つきましては過去結城座で実施していた「人形遣い入門塾」の写真や動画を中心に授業内容 をご紹介するページを作成いたしましたので是非ご覧下さい。

このプロジェクトは結城座にとって伝統を次世代へ継ぐ、江戸糸あやつり人形の新しい表 現法を発見する場であるとともに、舞台芸術における新たな表現者の誕生・育成の場でもあ ります。結城座の新しい挑戦に参加してくださる方のお越しを心よりお待ち申し上げます。

人形遣い:結城孫三郎

人形は、手板(操作板)の持ち方から始まり、足踏みをする。20 分ほど動かしては、5 分か ら 10 分の休憩を取り、また手板を持つという繰り返しです。これだけでも大半の人が、腕 や肩の痛くなってしまいます。これは、普段使わない筋肉を使用することもありますが、肩 に力が入りリキミが出ていることが大きな原因です。「脱力」の行為は、中々簡単なことで はありません。現実には、3,4 年かかる所をこの事業の授業内でやってもらうことになりま す。芝居を通して人形を遣うという最大の授業を皆さんと乗り越え、江戸糸あやつりという 世界に誇るべき伝統芸能の次代を担う人材が育っていくことを期待しています。また、今回 は能やコンテンポラリーダンスの身体の動きを通して、新たな表現を皆さんと見つけたい と思っています。

能:清水寛二

私自身も、今回の実験で、孫三郎さんや、うんさん達と作業ができることを楽しみにしていますが、能のことを演劇にかかわろうとする方々にお伝えする今までにないよい機会だと思っています。私は、いくつか現代劇や現代音楽との舞台を経験してきましたが、もっと古典を積極的に使ってよいのではないかと、この機会に古典の技法の持つ力を改めて具体的にしていきたいと思っています。世阿弥は、能の演技を「二曲三体」という言葉で表しましたが、これは一体どういうことなのか。現代の舞台の役者の身体にどう具体的に使って行けるのだろうか。探っていきましょう。能の表現は、身体の中に潜む相反する二つの力、簡単なたとえでは「前後」「天地」「静動」「過去未来」など、これらを両方使って、アクセルとブレーキを一緒に踏んで大きな表現力としようとする、そういう事のようです。
田中泯さんから教わった「行きつ戻りつ」。これも貴重な具体的な私の呪文です。暑い日が続いています。そして世の中の状況は何という事でしょう。しかし、皆さんと出会えることが楽しみです。暑さの中に身を置いて、皆さんとお会いできるその時を待っています。

ダンサー・振付家:山田うん

体が硬くても、運動嫌いでも、リズム感がなくても、人前に立つのが苦手でも
そういうことはあまり大した問題ではありません。
なんかわからないけれども、新しいことを始めたい、体を使いたい、
なんかわからないけれども、表現したい、挑戦したい
ということがとても大事な時だと思います。
とても困難な時代ですが、そんな時だからこそ新しい出来事が始まり、
出会いがあるのかもしれません。
稽古場でお会いできるのを楽しみにしています。

演出家:加藤直

この今という時代に表現とは、演劇とは何か?そして(表現・他者と出会う)劇場の必要へ 向かい次に「語る」ことから演技とは何だろう?へ展開してみようと思います。 現代演劇・これからの劇場における「芸」「芸能」―人形を操る人と操られる人形の関係を 考えることで俳優の演技する身体その実践へ持っていけたらと考えます。

Q&A

Q1 実際にはどのようなスケジュールで実施されるのでしょうか

授業スケジュール

授業日程は変更になる可能性があります。

Q2 全ての授業に出席できなくても構わないのでしょうか。

構いません。しかし、受講料は授業開始前に一括で払っていただきますので、
欠席による返 金などには応じかねます。
また、10 月からしか参加できないなどの都合は事前にご相談く ださい。

Q3 申込後の手続きはどのような流れでしょうか。

①願書受取通知をこちらからメールでお送り致します。

②書類選考の後、結果をメールでお知らせ致します。
 * メールをお受け取りになれない方はご一報ください。

③選考を通過された方は、通過後一週間以内に受講料をお振込みください(*ご相談に応じます)
 振込口座は書類選考の結果メールにてお知らせいたします。

④授業初日(9月12日)に結城座へお越しください。

Q4 どのような服装で受講したら良いでしょうか

動きやすい服装でお越しください。着替える場所のご用意はございます。
能の稽古では和服をお持ちの方は和服でも構いません。
また、履物については以下の通りで す。

 人形遣い→足袋または稽古シューズ(なるべく底の薄いもの)
 →白足袋

Q5 授業が始まってから特別な持ち物を用意する必要はありますか。

白足袋が能の授業では必須になります。また、扇子などは貸し出し致します。
稽古場は土足厳禁なので足袋や稽古シューズをご用意ください。
玄関から稽古場に至るまでのスリッパもあると望ましいです。

Q6 電話やメール、FAX 以外の問い合わせ方法はありますか。

ZOOM、スカイプ、Google Meet に対応しております。
ご希望の方には結城座のアカウントをお伝えいたしますので、お気軽にお問合せください。

ご不明点がございましたらお気軽にお問合せください。

お問い合わせ

公益財団法人 江戸糸あやつり人形結城座

〒184-0015 東京都小金井市貫井北町3-18-2

TEL: 042-322-9750(平日10:00~18:00)
FAX: 042-322-3976

お問い合わせフォーム

20年8月12日

「明日またタクボク ~雲と劇場~」(2020年11月)

明日またタクボク ~雲と劇場~

0歳から200歳まで楽しめる!?
2020年 結城座
待望の新作書き下ろし!
 

会場に来られない方々のために!
11月10日初日と14日千秋楽に、
生配信+アーカイブチケットをご用意いたしました!


アフタートーク開催決定!
11月11日(水)19:00~のゲストは渡辺えりさん、11月14日(土)14:00~のゲストは加藤直さんです!
いずれも十二代目結城孫三郎との対談形式にて開催します。
※11月11日(水)19:00~、14日(土)の公演ともに、お陰様をもちまして満席となりました。

ご挨拶

結城座は、公演の中止や延期に見舞われましたが、精一杯、今できることに全力を注ぎます。
385年間、数々の苦境を生き抜いてきた伝統は、私達に江戸糸あやつり人形という大きな財 産を遺してくれました。
2020年の今、思いを込めて新作舞台をお届けします。 オンライン配信含め、是非お立ち寄りくださいませ!
「劇場」で遊びましょう!

雲と遊び風と戯れ、糸あやつり人形の一座が旅をしていた。
お客が待つ次の劇場へ向かう途中のことだった。
ふと気が付くと 一座の代表的古典作品の主役の人形がいないじゃないか!
皆で探していると道の辻に一冊のノオトが落ちている。
イシカワハジメー啄木ーという新米の教師が書いた日記らしい。
歌や奇妙な話が満載だ。
あれ? いつの間にか 人形と人形遣いそして日記の登場人物たちが一緒に歌まで歌っている!

2020年11月10日(火) 〜 11月14日(土)

11月14:0019:00
10日(火) 
11日(水) ×☆
12日(木) 
13日(金) 
14日(土)× 

※11月11日(水)19:00~、14日(土)14:00~の公演は満席となりました。たくさんのお申し込み誠にありがとうございます。
☆アフタートーク開催!
11月11日(水)19:00~ ゲスト渡辺えり×結城孫三郎
11月14日(土)14:00~ ゲスト加藤直×結城孫三郎

チケット料金(全席自由)
  • 一般:4,000
  • U25(25歳以下)2,000(当日年齢確認のできるものをお持ちください)
  • 高校生以下:1,000
  • おやこチケット:4,500(高校生以下1名+おとな1名)
  • おやこチケットは1枚のご予約で高校生以下1名とおとな1名、計2名のご予約ということになります。
  • 生配信+アーカイブチケット:3,000
  • アーカイブとは、生配信の録画配信のことです。 生配信のあとも、11月末までご覧いただけます。
  • 「観劇三昧LIVE」にて配信。

会場 シアター風姿花伝

こちらの公演は感染症対策のため、客席数は通常時の 1/3 ほどと非常に限定されておりま す。
それでも沢山のお客様に結城座の芝居を楽しんでいただきたいとの思いから、
通常通りの①座席チケット②生配信+アーカイブチケット(オンライン)の2種類をご用意いたしました。
したがって、ご購入方法も2種類となっております。

①座席チケット購入のお客様は結城座へのご入金にてご購入、
②生配信+アーカイブチケットは観劇三昧LIVEのページにてご購入となります。

②生配信+アーカイブチケット購入までの流れ

観劇三昧LIVEの解説ページより抜粋)

  1. まずは「観劇三昧」に会員登録
    会員登録は無料でとても簡単です。以下のページからどうぞ。
    https://v2.kan-geki.com/user/setting/signup
  2. ②生配信+アーカイブチケットご購入ページからチケットを購入
  3. 購入後の返信メールをチェック!
    ご購入後、自動返信メールにて視聴URLが送られてきます。
    そちらのURLにアクセスしていただきますと公演をご視聴いただけます。
  4. 作品をお楽しみください!
    開演30分前から視聴URLにアクセスしていただくことが出来ます。 (開演は劇場での開演時間と同じです。)
    11月30日(月)23:59までご視聴いただけます。12月1日(火)0:00をまわりますと視聴中でも切れてしまいますのでご注意ください。

なお、結城座では、通常時には賛助会員・DM 会員先行予約のお客様に割引を設けておりましたが、コロナ禍において客席数の大幅な縮小などの理由から、今回は通常時と同じ割引を設けることが非常に難しくなってしまったことを、何卒ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。

ご不明な点などございましたら、お気軽に以下までお問い合わせくださいませ。

公益財団法人 江戸糸あやつり人形結城座

TEL: 042-322-9750(平日 10:00〜18:00)
FAX: 042-322-3976

お問い合わせフォーム

会場 シアター風姿花伝

〒161-0032 東京都新宿区中落合 2-1-10
TEL: 03-3954-3355 (劇場事務所)

こちらの劇場は2階です。エレベーターはございません。
階段をお使いになるのがどうしても困難な方は、生配信+アーカイブチケットをどうぞご検討ください。

http://www.fuusikaden.com/access.html

↑シアター風姿花伝のアクセスページです。
会場までの地図や様々な行き方が詳しく載っています。ご参考になさってください。

電車
  • JR 山手線「目白駅」より 徒歩18分/バス6分
  • 都営大江戸線「落合南長崎駅」より 徒歩12分
  • 西武池袋線「椎名町駅」より 徒歩8分
  • 西武新宿線「下落合駅」より 徒歩10分
バス
  • 目白駅前より 約6分
  • 新宿駅西口より 約20分
  • 中野駅北口より 約25分
  • 池袋駅東口・西口より 約12分

出演者

  • 十二代目 結城孫三郎
  • 結城千恵
  • 結城育子
  • 結城数馬
  • 湯本アキ
  • 小貫泰明
  • 大浦恵実
  • 紫竹芳之(楽器演奏)

スタッフ

  • 原作石川啄木
  • 台本・演出加藤直
  • 人形デザイン伊波二郎
  • 舞台美術池田ともゆき
  • 照明プラン齋藤茂男
  • 音響プラン島猛
  • 舞台監督三津久

加藤直 かとう ただし 演出家・劇作家

横浜生まれ。1966年劇団俳優座付属養成所卒業。70年黒テントの創立に参加。80年代中頃 からオペラ、演劇、ミュージカル、コンサート、合唱等の作・演出を開始。
ロングランのエンターテイメント作品を手掛ける一方、東京室内歌劇場、二期会、日生劇場、 オペラシアターこんにゃく座等で多くのオペラも演出。
表現の在り方を鋭く検証し、知的かつスラプスティックに仕立てていく作品づくりに定評がある。まつもと演劇工場・工場長。

紫竹芳之 しちくよしゆき 楽器演奏

秋田県大仙市(旧・大曲市)出身。尺八を福田輝久、能管を一噌幸政の各師に師事。尺八、能管、篠笛など邦楽のみならず、現代曲、ジャズにまで精通し、柔軟かつ自由な演奏スタイルで魅了する奏者。東京都ヘブンアーティスト音楽部門のライセンスを保持。結城座では「ドールズタウン」(2007年・2017年)にて鳴物指導を担当する。

伊波二郎 いはじろう イラストレーター

沖縄県生まれ。1982年よりイラストレーションの仕事を始める。広告をはじめ、演劇公演・オペラ等のチラシやポスター、書籍・雑誌等の装幀画や挿絵、CDジャケットなど幅広いフィールドで活躍。島田洋七の自伝「佐賀のがばいばあちゃん」では、書籍(徳間書店刊)全シリーズ装幀画、同名の映画タイトルバックも描きおろした。今回の公演では人形美術と写し絵原画を手掛けている。

「演じる絵」、江戸写し絵とは

江戸後期、初代両川亭船遊により始まった江戸写し絵。「風呂」という箱形の特殊な幻灯機に、何枚かの絵が描かれたガラス板(種板)をはめこみスクリーンに写す芸能です。「風呂」を持った何人かの遣い手が前後左右に動き回り、それによって映像が大きくなったり、瞬時に遠ざかったりします。現在は十二代目結城孫三郎が1972年に写し絵家元三代目両川船遊を襲名しています。

感染症たいさくについて

出演者やスタッフ、関係者全員が稽古時からマスク着用やこまめな消毒、3 密を避けるなど 厳戒態勢で挑んでおります。 ご来場のお客様におかれましても以下の通りご理解とご協力をお願い申し上げます。

●客席数の限定

本来の客席数の3分の1〜2分の1以下となります。(カメラやスタッフ数の関係で日によって使用できる席数が多少前後します。)
非常に限定された席数のため、満席となるのが早い可能性があることを何卒ご了承ください。
当日券に関しては直前にホームページやツイッターでお知らせいたします。

●ご来場のお客様方への消毒等のお願い

当日会場へいらっしゃるお客様には、入場前に体温の計測と手指・靴裏の消毒、マスクの着用をお願いいたします。
また、前列にお座りになるお客様にはフェイスシールドの着用をお願いいたします。
当日体調不良を感じるお客様は、ご来場をご遠慮くださいますようお願いいたします。

●お客様ご自身でのチケットもぎりのお願い

通常時と同じように、チケットは入場時にスタッフにお見せください。ただし、お互いの接触を減らすため、チケットは手渡さず、スタッフの視認後はお客様ご自身でもぎり、箱に入れていただきますようにご協力お願いいたします。

●出演者との面会のお断り

通常時には、開演前や終演後に出演者がお客様の誘導などの会場整理やお見送り、ご挨拶をさせていただいておりましたが、今公演に関しては出演者は原則お客様との接触を控えさせていただきます。
また、劇場ガイドラインに基づき、差し入れなど物のやりとりも控えさせていただきます。お手紙やお花、個包装でないお菓子など恐れ入りますがお持ちいただいてもお受け取りできない可能性がございますので、ご理解のほどお願い申し上げます。

企画・制作・主催
公益財団法人 江戸糸あやつり人形結城座
助成
芸術文化振興基金助成事業
協賛
COFFEE HALL くぐつ草
協力
株式会社コクテール堂株式会社シモジマ