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2015年7月1日(水)人形実技2回目
人形実技の2回目の授業も、1回目と同じように、手板の持ち方と糸の場所のおさらいと、足踏みの基本稽古です。
初めての方は、長い時間人形を片手で持つことがなかなかできません。
慣れないと、手や肩、身体にすごく力が入ってしまうのです。
なので、初めての方は、2~3年目の方の稽古を見ながらのお休みを入れながらの稽古になります。
2~3年目の方も、前回の塾の発表会から4ヶ月ほど空いたので、人形がまだ手に馴染んでいない方も。
ゆっくり丁寧に、人形の足が床につく感覚を覚え、手板を水平に持てるように。
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開講しましたが、しばらくは途中入塾も受け付けております。
入塾に興味にある方、授業を見学できますので是非ご一報ください。
042-322-9750(平日10:00~18:00)
授業日誌更新しました
平成27年度人形使い入門塾 人形実技第一回の日誌を更新しました。
2015年6月29日(月)人形実技1回目
開講式から1日あいて月曜日、人形実技初回です。
人形の稽古はまず「手板」を水平に持つ。
という所から始まります。
皆さんが左手に持っている木製の板が手板です。
手板とは糸操り人形の操作板のことで、結城座のマークにもなっています。
↓ 結城座の手板マーク
さて、初日の今日は手板の持ち方と手板に付いている糸の役割を知りました。
こちらは人形の膝の糸を遣ってみているところです。
膝の糸をバランスよく使うことによって、足踏みが出来るようになります。
皆さんがお稽古でつかう人形についている糸はだいたい15、6本です。
沢山あるように思えるかもしれませんが、
人形を遣っているうちにどの糸を遣うとどこが動くのか、
自然と覚えてしまいます。
人形を操って手をあげたい、横を向かせたい、ため息をつかせたい、笑わせたい・・・
走りたい、飛びたい・・・泳ぎたい?
皆さんやりたいことは色々あるはず・・・。
その為に手板を水平に保つこと、
人形の足で地面をしっかり感じるところからスタートです。
手板を持つ筋肉や集中力は、普段つかうものと少し違うものです。
手や腕が緊張してプルプルし始めたら、無理をしすぎないでくださいね。
大事な手です!
授業日誌更新しました
平成27年度人形使い 入門塾の授業の様子をご紹介していきます。
2015年6月27日(金) 開講式
平成27年度 結城座 人形使い 入門塾が開講しました!
他に類を見ない日本の糸あやつり人形を、広く普及し、
また次世代へ継承していくため、12代目結城孫三郎が始めたこの入門塾も
今回で八期目となりました。
それでは開講式の様子を一部ご紹介します。
結城座の自己紹介の後、、
はい!今年の塾生の皆さんです。各々簡単に自己紹介していただきました。
20代~60代、年齢性別も様々な皆さん。
中には入門塾継続3年目の方や2年目の方もいらっしゃいます。
きっと人形の面白さや奥深さの虜になってしまったのでしょう!
そしてこれから奮闘する人形について、仕組みや、付いている糸のお話をしました。
それからお辞儀の仕方についても。
「結城座は半分古典の世界ですから、お辞儀をしっかり出来るようになりましょう。
お辞儀が出来ればどこへ行っても大丈夫ですよ」結城千恵談。
毎回授業は、お辞儀で始まりお辞儀で終わります。
さあさあそして、人形を手にしました!
手板(操作板)の持ち方や姿勢をお伝えして、
今日は初日なので10分程で終わりました。
10分でも結構大変だったのではないかと思います。
その後は人形で絶対にしてはいけないこと、どんな人形でも必ず決まっていること、
などお話して(詳しくは今後の授業日誌で・・)
最後にお辞儀をして、開講式は終了しました。
これから約半年、厳しくも楽しい日々が始まります。
皆さん気負わずリラックスしていきましょう!
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開講しましたが、しばらくは途中入塾も受け付けております。
入塾に興味にある方、授業を見学できますので是非ご一報ください。
042-322-9750(平日10:00~18:00)