授業日誌更新しました
池袋での短期コースが始まりました!初日と2日目の様子をご紹介
池袋での短期コースが始まりました!初日と2日目の様子をご紹介
短期コース2日目の様子をご紹介します。
2日目は津村禮次郎先生による「能の発声法と所作」1回目と、
西川鯉之祐先生、西川貴美子先生による「日本舞踊」1回目の授業でした。
「能の発声法と所作」
はじめに、能その他日本の伝統芸能についてお話いただきました。
私達の生まれた日本のことですが、知らないことがたくさん。
また、能面について、ビデオの映像を交えながらお話いただき、
更にはお持ちいただいた能面も見せていただきました。
先生が顔に当てられて少し動いてくださり、間近でこんなものが拝見できるとは、と大興奮です。
能面は人間の顔よりも小さく作られており、顔がまわりからはみ出ていることで
能面がより能楽師と一体となり皮膚感覚が生まれる、というお話が興味深かったです。
後半では高砂の謡も教えていただきました。
しっかり声を出す!あまりそんな機会もないと思いますので、
塾生の皆さんには授業の中で存分に出していただきたいと思います。
溌剌とした津村先生のお話に、あっという間に過ぎた2時間でした。
「日本舞踊」
皆さん普段洋服の生活で、滅多に着物をお召しにならないと思いますが、
日本舞踊では着ていただきます!
先生には帯の結び方や着方をひとりひとり丁寧に教えていただきました。
いつか先生方のように格好良く着られるようになってみたいものです。
はじめに、お辞儀の仕方、摺足、良い立ち方、振り向き方などから
おすべりや首の振り方まで教えていただきました。
こちらはお扇子の開き方を教えていただいています。
どのような身体だとお客様から美しく見えるのか、伝えたいことが伝わるのか、
美しい所作はどんな動きなのか、先生方からどんどん吸収していただきたいと思います。
後半では、女の踊り「京の四季」と男の踊り「五万石」の振りを少し教えていただきました。
塾生の皆さん、これは大変だ!というご様子。美しい形は身体が辛いです。
きっと筋肉痛になられたと思いますが、がんばりましょう!
本年度より初めての試みとなる、入門塾短期コースがスタートしました!!
8日間で人形、日本舞踊、能の発声法と所作を学んでいただきます。
場所も結城座の稽古場ではなく、池袋の立教大学さんの教室をお借りして、短期集中型出張稽古です。
1日目は人形実技を2コマ。
結城千恵より人形や結城座の歴史などお話して、早速人形を持っていただきましたよ。
手板を持つこと、人形を立たせるだけでも大変~。
普段使わない筋肉、普段しない姿勢です。
最後はがんばって足踏みしていただきました。
皆さんとても真剣に取り組んでいただいています。
最後までがんばりましょう!
操作盤の持ち方を説明しています。
自分で持ちやすく遣いやすい位置を見つけていく必要があります。
頭を動かすタタラを遣えるようになるまでは、なかなか時間がかかります。
授業は毎回基本の足踏みから始まります。
慣れるまではこちらも難しいもの。
足踏み以前に「立つ」ということも糸あやつり人形では難しいものです。
下の写真では既に前進することに挑戦しています。
江戸糸あやつり人形結城座 青少年古典芸能鑑賞&体験教室
~江戸糸あやつり人形ってどんなもの?~ 終了致しました。
たくさんのお運びありがとうございました。