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平成26年度 江戸糸あやつり人形遣い入門塾

授業日誌

平成25年度授業風景はこちらから

2014年11月5日(水)能の発声と所作1

能の発声と所作は、今年からの新しい授業です。
講師は、今年1月の《伝統文化フェスタinお正月》でご一緒させていただいた、津村禮次郎先生です。先生はシテ方、観世流の能楽師でいらっしゃいます。 まずは、日本の伝統芸能の歴史から、他の伝統芸能と能のかかわり、能の位置づけなどをお話しして下さいました。

お話の後は『高砂』の謡をお稽古しました。
相生の松によせて夫婦愛と長寿を唄った大変めでたい能です。

2014年11月8日(土)古典の台詞1

本日一コマ目の授業は、澤村藤十郎先生をお迎えしての古典の台詞です。
まずは、先生がおみつ役でご出演された、歌舞伎版『野崎村』のDVDを鑑賞。
その後、一人一人に役が割当てられ、『野崎村』の台本を読み合わせしました。

皆さん、古典の台詞は難しい様子。「全部お教えします」との先生のお言葉に、勇気づけられたようです。

2014年11月8日(土)演劇史

大笹吉雄先生によります演劇史の授業では、
1990年の日本芸術文化振興基金設立以降の日本の劇場、演劇・芸術活動環境の変遷を皮切りに、演劇の公共性、芸術の社会性とはどういうことか。また演劇を支えていく上でとても重要な観客の存在を考えていかなくてはいけないということ。そして劇場と劇団のかかわりについて1時間30分たっぷりとお話頂きました。

文化助成という新しい切り口からの演劇史に、みなさんも熱心にメモを取られていました。

2014年11月17日(月)芝居作り5

加藤直先生の芝居作りの授業も今日で最終回です。 前回朗読した赤い鳥運動の詩と、塾生の皆さんが実際に体験したお話をミックスして、5分くらいのお芝居を発表してもらいました。 「空間の使い方を意識してください」と加藤先生。

一組目のグループは、物と椅子で空間を区切って内と外を分けていました。 このダンボールはレクサスです。

二組目のグループは、何もないところで内と外を分けています。

発表後はお互いに批評しあい、先生の講評の後、終了です。

2014年11月24日(月)日本舞踊6回目

10月に始まった日本舞踊も最終回となりました。
前半の3回の授業では女踊りを習い、後半では男踊り『五万石』を習いました。 男踊りは女踊りよりもダイナミックな動きが多く、歩幅の細やかな女踊りよりも、大胆な男踊りの方が踊りやすいと楽しそうな表情もちらほら。

扇を盃に見立てて頂きます。

日本舞踊の所作を学んだことにより、美しい女性や勇ましい男性の所作を、糸を通して人形に伝えられますようにと、西川先生のお話に皆さん頷いていらっしゃいました。

西川鯉之祐先生、貴美子先生、本当にありがとうございました。


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