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平成26年度 江戸糸あやつり人形遣い入門塾

授業日誌

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2015年2月2日 (月) 台詞の稽古

いよいよ、3月の発表会に向けての稽古が本格的に始まりました。
一人一人、自分の役の台詞を大きな声で読みます。

古典の台詞に塾生達は四苦八苦。
古典独特の言い回し、リズム、発音を大切にしながら役の感情を持って台詞を言うことがなかなかできません。

3月の発表会まで、みんなで一丸となって稽古に励みます。
みなさん、がんばりましょうね!

2015年2月14日(土)人形実技

『伽羅先代萩』の立ち稽古がスタートしました。
本番と同じ、義太夫と鳴物のMDを使って稽古です。
まずは、他の人の役をみて、自分の役をどのようにするかを考えるように、役と役との関係を考えて台詞をいうように、指導がありました。
普段稽古で使う男の人形との違いに、皆さん戸惑っていらっしゃいます。
女の胴は中が提燈のようになっているので、歩き方はもちろん、座り方にも気をつけなければなりません。

2015年2月20日(土)人形実技

今日は土曜日ですので、二コマみっちりお稽古です。
前回のお稽古では、将軍から下賜されたという毒入りの菓子を、鶴喜代に食べさせようと、栄御前が来訪したところまでやりましたので、今日は、千松が毒入りの菓子を食べて苦しむところからスタートです。
千松は、鶴喜代の乳母、政岡の実の子供です。
御家乗っ取りを企てる、仁木弾正の妹、八汐が、陰謀の発覚を恐れて千松を刺し殺します。

八汐が千松を倒すときの後ろへの倒し方や、どのように短刀を突き立てるのかなど、細かく止めながら丁寧にお稽古しました。
義太夫に合わせつつ、お互い行動するときにコンタクトを取ってお芝居します。

御家を守る為に毒見役をするよう、教えられていた千松。
母親の前で実の子供を刺し殺す八汐。
顔色ひとつ変えない政岡。
黒幕、栄御前。
幼くして家督を継ぐことになった鶴喜代。
その家臣の妻、沖の井と松島。
皆さん、どのように演じるか格闘されています。
本番が楽しみですね。

2015年3月5日(木)人形実技

今日の授業は舞台作り。
皆で一から舞台を作ります。完成するところまではいけませんでしたが、舞台の高さを高くして、後ろの幕を吊るところまで行いました。重いものもあるので、慌てず、怪我をしないように、安全第一で作業しましたよ!

基礎舞台になる台を組み立てているところです。足が取れないように、しっかりネジを留めます。

息を合わせて(重要!)台を運びます。

こちらは後ろの幕についたゴミをコロコロで取っているところ。。

発表会まであと2週間を切りました。この日から本番までは連日の稽古です。体調を崩さないよう気をつけて、がんばりましょう!


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