公益財団法人

385 年続く江戸糸あやつり人形結城座
伝統を、未来へ継なぐために。

クラウドファンディング 背景

2014 年結城座 380 周年記念公演第一弾『半七捕物帖異聞』脚本・演出:加納幸和

こちらのページをご覧いただきありがとうございます。
2020年9月28日(月)〜12月22日(火)の期間、READYFORというクラウドファンディングサイトにて行っておりました結城座クラウドファンディングは、目標金額1000万円を前に○○円で終了いたしました。

https://readyfor.jp/projects/youkiza

沢山の皆様がお心をお寄せくださり、本当に感謝の気持ちでいっぱいでございます。本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。

READYFOR上で設定した募集期間内には目標金額に達しませんでしたので、結城座の存続の危機はまだ続いております。お心をお寄せくださっている皆様のためにも、現状をあきらめずになんとか生き残り、技芸でご恩をお返ししていきたいと、結城座の中だけでもクラウドファンディングを続けることにいたしました。

期間は 2021 年 3 月 31 日(水)までです。 何卒よろしくお願い申し上げます。

こちらのページでは、以下READYFORに載せておりました結城座の歩みやクラウドファンディングの背景の詳細をお伝えいたします。

新型コロナウイルスによる大打撃を受けて

新型コロナウイルスの影響で今年2月末に予定していた公演が延期になったのを皮切りに、ワークショップや公演も中止が続き、小さな劇団である結城座はあっという間に存続の危機に陥ってしまいました。

■人形用大道具の保管

『新版歌祭文 野崎村の段』このような大掛かりな人形用大道具も大切に保管しています。

収入が激減した今も、大切な人形・小道具を保管するための倉庫代やメンテナンス代などは発生しています。公演の貴重な資料が保管されており、それらを適切に保管していくための出費を減らすことはできませんが、その費用を捻出することもとても厳しい状況です。

■人形と資料などの保管及び修繕

私たちにとって、人形は何よりも大切なものです。

第二次大戦中は先々代の孫三郎らが持てるだけの人形を抱えて逃げ、疎開先の盛岡では多くの支援者に恵まれたと聞きます。100年前の貴重な人形などが戦火を逃れ今なお保存されているのは、先代の”人形を後世に継ないでいく”という強い想いと、それにお応えいただいたご支援があったからこそです。

新型コロナウイルスという大きな壁が立ちはだかっていますが、先代の想いの詰まった人形たちを私たちの代で途絶えさせてはならないと考えます。

▼古典の頭(カシラ)の一部

▼新作の頭(カシラ)の一部

■次世代の人形遣いたち

そして一番の大きな問題は、人形と人形遣いの活躍の場が失われてしまうこと。

代々口伝により伝えられてきた人形と人形遣いの技術や表現は、舞台という場をなくしては存続は成し得ません。一人前の人形遣いを育成するには、舞台や稽古を通して長い年月を必要とします。育成に心血を注ぐベテランたちや、次世代を継なぐ若手人形遣いたちにとっても、身も心も行き場のない、大変大きな痛手となりました。

次世代の人形遣いたちが、人形たちを活きた形で未来へ継承していくためには、舞台をつくり続けることが結城座の使命であると考えています。

いただいたご支援の使い道

今回皆さまからいただいたご支援は、結城座の公演活動継続と運営維持のため大切に使わせていただきます。

■公演活動継続のために
・人形の頭、胴、衣裳、小道具の保存・補修費用
・人形用大道具の保管、管理費用
・江戸写し絵の保存、補修費用
・江戸写し絵の種板(絵)及び風呂(幻燈機)の保存、補修費用

■結城座の運営維持のために
・現在までの運営費補填
・結城座の未来を継なぐための維持費用
・次世代の人形遣いたちの環境を整え、人形づくりを含めた後継者育成費用

現在の結城座の活動今後の企画予定(自主公演)

2020年度

2020年2月
孫三郎第一回古典小劇場
『東海道中膝栗毛〜赤坂並木から卵塔場まで〜
『本朝廿四孝 奥庭狐火の段』
8月
『人形たちとの「星の王子さま」』中止
11月
『明日またタクボク〜雲と劇場〜』台本・演出:加藤直
2月28日
宇野信夫作品集より『霙』リーディング

2021年度

2021年6月2〜6日
於:東京芸術劇場
結城座385周年記念公演第一弾
十三代目結城孫三郎 襲名披露公演
『十三夜あるいは月の輝く夜に』
―ウィリアム・シェイクスピア作「十二夜」より―
翻案・演出:鄭義信
10月7~11日
於:ザムザ阿佐谷
結城座385周年記念公演第二弾
孫三郎第二回古典小劇場
『壺坂霊験記』
2022年3月26~30日
於:「劇」小劇場
結城座385周年記念公演第三弾
『変身』 原作:カフカ
翻案・演出:シライケイタ