2016年8月13日、20日(土) 人形芝居概要
8月13日と20日に、長期コースでは今年初めての外部講師による特別講座がありました。
『人形芝居概要』講師は糸あやつり人形遣いの田中純先生です。
講義の内容は、
現存する日本最古の人形芝居、八幡古表神社の相撲人形の話から、
江戸時代、元禄の頃に近松門左衛門が庶民の文化と共に発展させた人形浄瑠璃、
結城座が明治時代にはじめた新しい人形芝居まで多岐に渡りました。
話を聞く塾生の皆さんの表情もとても熱心です。
20日の講義には三番叟の人形を持って来て下さいました。
人形の重心については基礎稽古でも常に考え続けている事ですが、
今回の授業で新たに、なぜわざわざ糸を使って人形を使うのか、
なぜ糸で吊られた人形に重心が必要なのか、という問題に対する答えや更なる興味や疑問が出てきた方もいるかもしれません。
田中純先生ありがとうございました。
それではまた次回、人形の授業でお会いしましょう !