結城座について

座員紹介

結城千恵(ゆうき ちえ)

十代目結城孫三郎の長女。5歳で初舞台。女性としては初の江戸糸あやつり人形遣いとなる。芸歴は60年を超える。ベオグラード国際演劇祭など結城座の海外公演出演のほか、立動社制作「人形姉妹」(作/富岡多恵子、演出/朝倉摂)で宮本信子、吉行和子らと共にアメリカ公演に参加。ボルチモア名誉市民となる。古典と新作双方においてその活躍は目覚しい。また、公演だけでなく、講演会や人形体験ワークショップの講師を務める機会も多く、江戸糸あやつり人形の普及に努めている。また座内では、殊に人形の結髪などを担当し、若手座員の育成にも力を注ぐ。

主な役

『伽羅先代萩』 八汐
『綱館』渡辺源治綱
『文七元結』文七
『釣女』太郎冠者
『夢の浮橋 -人形たちとの源氏物語-』(演出:佐藤信) 藤壺女御
『オールドリフレイン』町子
『野鴨中毒』グレーゲルス
ほか多数

座員紹介