2016年9月19日(月) 人形実技
本日もスタートはいつも通りの基本稽古から。
ですが、
基本稽古は舞台で人形を生き生きと動かすために積み重ねているお稽古。
その事を忘れて、お稽古の為のお稽古になってはいけません・・・!
ということで、少しだけ発展させたお稽古です。
基本稽古の足踏みで前に進みつつ、向かい側から来た人とすれ違うとき、進むリズムは崩さずに相手の顔を見る。
または、片方だけ興味を持って相手を見る。見られたほうはその視線を受けつつすれ違う。
もしくは、お互いに興味を持って顔を見ながらすれ違う。
シチュエーションをちょっとずつ変化させて繰り返す内に、
いつの間にか人形たちの歩きが生き生きし始めてきたと、本日の講師十二代目さんがおっしゃいました。
さて、次は意識を変えて大きく動くお稽古です。
写真左側の人形が足を出し、向かって右側の人形を転ばせます。
タイミングよく足を出すのも難しいけれど、転ぶのも難しい・・・
転ぶ動きにリアリティを出すにはどうすれば良いかと、ヒントを貰って転ぶお稽古中の皆さん。
うまくいっても、例えいかなくても、新しいことに挑戦すると面白いですね。