2015年9月28日(月)人形取替えっこ
今日もいつものように、お稽古は足踏みから始まります。
その場で足踏みするときと、
足踏みで前進するとき、
小走りするとき、
後ずさるとき、
体重のかかり方はどう変わるのか、実感しながらの足踏みです。
さて、今日は普段使っている人形をお互いにシャッフルしてみました。
どんなことが起こるでしょう。
まず起こったことは、さっきまで出来ていた足踏みが上手く出来なくなってしまう。
ということでした。
人形によって重さも違えば、癖も違います。
人形は慣れで使うのではなく、
しっかりと人形をみて、どうやって使うべき人形なのか考えることが必要なんですね。
人形の糸の長さはつかう人、ひとりひとりの身長にあわせて調整されています。
ひとの人形を使うということは、
自分にとって使いやすい糸の長さではない、ということばかりなので、
そこでまた一苦労。
自分よりも身長の低いひとの人形であれば、
いつもより腰を落とす必要がありますし、
自分よりも身長の高いひとの人形であれば、高い位置まで腕を上げて手板を使わなくてはいけません。
2、3cmの差でも大きな違いを感じている皆さんに、
千恵先生は「プラスマイナス20cmまでは問題なく使えますよ!」
とおっしゃいます。
普段使わない人形を使うことは楽しいものです。
休憩時間になっても休まずにひたすら、
好奇心をもって色々な人形にチャレンジし続ける皆さんでした!