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授業日誌

2015年9月26日(土)授業で遣う人形たち

本日は、塾生の皆さんが授業で遣っている人形を少しご紹介します。 NEC_0060-1

なかなか濃い皆さんですね。

左の方は、半纏に「駕籠虎」とありますので、駕籠かきの衣裳を着ています。

今も結城座の公演でよく使われる衣裳です。   NEC_0059-1

こちらのお二人の頭は、最近(2012年)の「夏の夜の夢」で作られたものです。

職人たちですね。衣裳は別の演目のものです。

左の方の衣裳は、ついこの前(昨年)の「オールドリフレイン」のものです。

ルーマニアの踊り子ですね。

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この頭は、少し前(1997年)の「昭和怪盗伝」、、かな。。

すみません、自信ないです。出直してきます。 NEC_0064-1

この頭は、遡って(1953年)テレビ人形劇「玉藻前」の頭じゃなかろうか。。

これ以上書き続けると怒られそうなので、このあたりで辞めます。

 

何をお伝えしたかったかといいますと、授業で皆さんに遣っていただいている人形は、

お稽古用の人形、というものではなく、

全て結城座の公演で遣われたものですし、これからも舞台に立つ人形達です。

人形の仕組みも、塾のために特別に簡単にしてあるということはなく、

人形遣いが遣う人形をまるっとそのまま学んでいただいています。

 

糸あやつり人形、難しいですよね。

でも、糸で人形を遣うことの魅力とか、面白さとか、こだわりとか、

少しでも感じて貰えたらいいなと思います。

舞台で経験を踏んできた人形たちと共に!