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授業日誌

2015年12月14日(月)基礎稽古が助けてくれること

今回の発表会の見せ場はなんと言っても立ち回りのシーンです。
 
凄腕の剣士、松ヶ枝節之助(まつがえ せつのすけ)が、
襲い掛かって来る黒装束の集団をバッサバッサと切り捨てるシーンは迫力満点!

とするために、ただ今熱心に稽古中でございます。

 

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この写真に写っている人形たちは全て敵役です。

黒装束と呼ばれる黒ずくめの人形たちの中には、『梨割れ』『胴切り』『唐竹』『首伸び』と呼ばれる仕掛けの人形も混ざっています。

立ち回りシーンを盛り上げる仕掛けの数々。どんな仕掛けなのか、発表会で是非ご覧くださいね。
 

千恵先生曰く
「グロテスクさの中にコミカルな要素を合わせ持つことが出来るのは、人形の魅力の一つ。ぜひその力を生かしてほしい。」
とのコトです。

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写真向かって左側が今回誰よりも強い松ヶ枝節之助。

右側が黒沢官蔵(くろさわ かんぞう)という花水橋の場で襲い掛かってくる黒装束集団のトップです。

誰よりも強い役を誰よりも強く見せる為には、周りの斬られ役たちのかっこいい斬られ方にかかっています。
 

人形を遣う個人の技術と、立ち回りの場を作り上げる息のあったチームプレイ。

今まで基礎稽古で積み上げてきた大切なことの集大成として、あと1ヶ月弱みんなで頑張っていきましょうね。
 
体重移動、人形の目線、人形の足の裏を感じることを忘れなければ、迫力満点の立ち回りシーンまでもう少しです!

 

それでは、また次のお稽古で。