稽古場風景 葬列のシーン
坂手洋二氏脚本の『野鴨中毒』は、
自殺した娘ヘドウィグを運ぶ葬列の面々が、
原作の中で徐々に明かされていく“出来事”を振り返りながら物語を辿っていきます。
昨日、葬列などのシーンに出演するエキストラの皆さんの稽古がありました。
エキストラの皆さんは、結城座が2004年から開催している「人形遣い入門塾」の卒業生の皆さんです。
まず初めに歩き方のおさらいから。

葬列の参列者は、ステージ中央に設置されている円形の舞台を周ります。
歩調を合わせて円形に進む練習をして、

キャストと一緒の稽古が始まりました。

こちらは、葬列の面々の人形の頭。
寺門孝之さんのデザイン、彩色も寺門さんによるものです。

葬列の衣装に合わせてつける頭を選定中…

直径約8メートルの円形を囲む人形の行列は壮観です。

ぜひ劇場でご覧ください!
