■ 衣装付き稽古
■ 稽古場より-進化中の人形たち 衣装製作中
寺門孝之さんのデザインによる人形たち。
頭の塗りのため、寺門さんが稽古場にいらっしゃいました。
現在寺門さんが塗っているのは、ヴェルレ家の召使い ペテルセン。
進化中の人形たち。舞台照明に合わせて、メークが濃い目になりました。
寺門さんの作業の傍ら、同じ稽古場では、若手の抜き稽古中。
先日ブログでもご紹介した娘役のふたりは、芝居の冒頭は別の人形の役で登場します。
左からヴェルレ家の臨時雇いのイエンセン、猟師、ペテルセン。
こちらは、イエンセンと猟師です。
人形と人形遣いの性別や年齢は、まちまちですが、
こちらの組み合わせの年齢差は何十歳!?
ヴェルレにだまされて落ちぶれてしまった、ヤルマールの父エクダル老人を
うら若き座員が演じます!
そして、仮衣装合わせも行いました。
役者の衣装のデザインも寺門孝之さんです。
ギーナ役のレ・カインさん。
脚をひきずる男役のグエン・タイン・ビンさん。
原作にはないビンさんの役柄にもどうぞご注目ください!
■ 稽古場より—娘たち
■ 稽古場より
■ 稽古場風景 葬列のシーン
坂手洋二氏脚本の『野鴨中毒』は、
自殺した娘ヘドウィグを運ぶ葬列の面々が、
原作の中で徐々に明かされていく“出来事”を振り返りながら物語を辿っていきます。
昨日、葬列などのシーンに出演するエキストラの皆さんの稽古がありました。
エキストラの皆さんは、結城座が2004年から開催している「人形遣い入門塾」の卒業生の皆さんです。
まず初めに歩き方のおさらいから。
葬列の参列者は、ステージ中央に設置されている円形の舞台を周ります。
歩調を合わせて円形に進む練習をして、
キャストと一緒の稽古が始まりました。
こちらは、葬列の面々の人形の頭。
寺門孝之さんのデザイン、彩色も寺門さんによるものです。
葬列の衣装に合わせてつける頭を選定中…
直径約8メートルの円形を囲む人形の行列は壮観です。
ぜひ劇場でご覧ください!