江戸糸あやつり人形結城座 第一回スタジオ公演

「東海道中膝栗毛」

〜赤坂並木から卵塔場まで〜

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ご挨拶

小金井市民の皆様方より、地元公演のご要望の声が高まる中、この度満を持して「第一回 スタジオ公演」を行う運びとなりました。

「東海道中膝栗毛〜赤坂並木から卵塔場まで〜」をはじめ三本の古典演目を、ここ武蔵小金井の結城座スタジオにてご覧いただきます。とりわけ、「東海道中膝栗毛」は2020年の復活公演にて好評を博し、生の新内の語りと人形の掛け合いや、歌川広重「東海道五十三次」を編集したデジタル映像が舞台背景に投影されるなど臨場感・没入感にあふれた演目となります。

限られた席数での公演となりますが、小さな場ならではの人形の醍醐味を存分に味わっていただければと思っております。

座員一同、皆様にお目に掛かれますことを心よりお待ち申し上げます。

「東海道中膝栗毛〜赤坂並木から卵塔場まで〜」
チラシPDF(517Kb)

日程

2022年6月5日 – 6月11日

6月5日6日7日8日9日10日11日
14:00A castA castA cast  A castA cast
19:00   A castA cast  
  • 【アフタートーク】6月7日 新内多賀太夫×十三代目結城孫三郎×三代目両川船遊
  • 【アフタートーク】6月9日 黒石陽子(東京学芸大学教授)×十三代目結城孫三郎×三代目両川船遊
  • 開場は開演の30分前。受付開始は開演45分前より。
  • ご来場の際は、検温、手、靴裏の消毒、マスクの着用にご協力ください。

会場

結城座スタジオ

東京都小金井市貫井北町3-18-2
TEL:042-322-9750

JR 中央線『武蔵小金井駅』北口より徒歩25分
またはバス10分
京王バス6番乗場より「中大循環(武31系)」乗車
『中大附属高校』下車徒歩1分


チケット(全席自由)

料金

  • 一般
    4,500
  • 小金井市民割
    4,200
  • ペア券
    8,000
  • U30(30歳以下)
    3,000
  • 学生
    2,000

発売日

  • DM会員先行予約受付
    2022年418[月]58[日]
  • 一般予約受付開始
    2022年5月5日[木]

※DM会員割引チケットは結城座のみ取扱。オンラインで24時間対応。DM会員登録はすぐできます。

取扱い

江戸糸あやつり人形 結城座
予約フォーム
電話 042-322-9750(平日:10時-18時)
FAX 042-322-3976
チケットぴあ
https://t.pia.jp/ (Pコード:512036)
カンフェティ
http://confetti-web.com/youkiza
  • DM 一般・小金井市民割・ペア・U30・学生チケットは結城座のみ取扱。
  • 小金井市民割は小金井市在住・在学・在勤の方がご利用になれます。現住所のわかるものや、学生証、社員証等をお持ちください。
  • U30(30 歳以下)・学生チケットの方は専用席となります。ご了承ください。また、当日学生証や年齢確認のできるものをお持ちください。

見どころ

『寿獅子』

結城座に最も古くから伝わる演目の一つ。
厄を払い、福を呼び込むといわれ、お正月や祭りで舞われる獅子舞。
のどかな獅子、蝶を追う獅子、逃げられて怒り狂う獅子など様々な舞をお楽しみいただけます。

 
『伊達娘恋緋鹿子 火の見櫓の場』

江戸時代の実話をもとに作られた名作芝居。「八百屋お七」。人形浄瑠璃としても有名で、歌舞伎では「人形振り(人形浄瑠璃の人形の動きを真似して感情を表現する)」で演出されます。

八百屋の娘お七の恋人吉三郎は武家勤めで、主人が紛失した名刀「天国(あまくに)の剣(つるぎ)」のために追い腹を切る(主人の後を追い切腹すること)ことに。お七は吉三郎の命を救うため、図らずも手にした天国の剣を手渡そうと、火刑を覚悟で法を犯し、火事を知らせる火の見櫓の太鼓を打ち鳴らして閉まっていた町々の木戸を開かせます。雪の夜の美しくも哀しい名場面、美しい女形とその一途な恋心に心打たれる作品です。

結城座では九代目結城孫三郎以降、代々の孫三郎の十八番の当たり狂言として継承され、人気を得ています。今回は義太夫を故竹本素京の語りで、太夫と三味線弾きが人形で登場します。また、天国の剣を盗んだ湯灌場吉三と弁長が争う場面も上演します。

 
『東海道中膝栗毛~赤坂並木から卵塔場まで~』

江戸をヒョンなことから食いつめた弥次郎兵衛と喜多八は、上方に向かって呑気な旅を続けています。

赤坂並木(東海道五十三次の36番目の宿場「赤坂宿」/現在の愛知県豊川市赤坂町)を通りかかると、酒徳利を下げた子供がやって来ます。2人はこれを一つ目小僧と間違えて、こらしめようと打ち叩いていると、その親爺が現れ「わが子に何をしやがる」と弥次郎兵衛の首をしめ、弥次郎兵衛は気絶してしまいます。親爺は弥次郎兵衛の身ぐるみをはがすと、代わりに経帷子(死人が身に付ける装束)を着せて立ち去りました。息を吹き返した弥次郎兵衛は自分が死んだと思い、嘆き悲しむのでした。軽妙洒脱な新内節にのせて、江戸糸あやつり人形の繊細な技、江戸前な丁々発止な台詞のかけあい、仕掛けモノ等の江戸の粋が合い混じり、結城座を代表する古典演目の一つとなっています。

今でも親しみやすい江戸の市井の様子、江戸庶民の生活風俗がかれており、江戸文化を象徴する名作です。

出演・スタッフ

  • 人形遣い
    十三代目 結城孫三郎
    三代目 両川船遊

    結城育子
    湯本アキ
    小貫泰明
    大浦恵実

    新内多賀太夫(弾き語り)

 

  • 構成
    三代目両川船遊
  • 照明
    大屋惠一
  • 音響
    島猛
  • 映像
    濵島将裕
  • 舞台監督
    高橋淳一
  • 宣伝美術
    Lami design

公益財団法人 江戸糸あやつり人形結城座

TEL: 042-322-9750(平日 10:00-18:00)
FAX: 042-322-3976

お問い合わせフォーム

*皆さまに安心してご覧いただくための対策について*

新型コロナウイルス感染症対策ガイドラインに沿って、お客様をお迎えするスタッフのマスクの着用、座席・舞台の消毒、劇場の換気などを徹底し、スタッフ・出演者全員のPCR検査を実施しております。
また、座員全員が2度のワクチン接種を終えております。

ご来場された際は、検温、手、靴裏の消毒、マスクの着用にご協力ください。
また、体調がすぐれない場合はご来場をご遠慮ください。

また、出演者との面会はお断りさせていただいております。どうぞご理解くださいませ。

企画・制作・主催
公益財団法人 江戸糸あやつり人形 結城座(国記録選択無形民族文化財/東京都無形文化財)
助成
文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術創造活動活性化事業)独立行政法人日本芸術文化振興会
公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
協賛
COFFEE HALL くぐつ草未来工業株式会社
協力
新内多賀太夫の会株式会社コクテール堂株式会社シモジマ小金井市商業振興会貫井北町商工振興会シャトー小金井商店会
特別協力
東京学芸大学図書館東京学芸大学青山研究室
後援
小金井市