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国内公演 - 自主公演

国記録選択無形民俗文化財/東京都無形文化財

えどいとあやつりにんぎょう かんしょうきょうしつ

江戸糸あやつり人形 鑑賞教室

神田明神文化交流館 B1 EDOCCO STUDIO

期間: 2019年6月15日 - 2019年6月16日

 

国内で初の定期鑑賞教室を開催!(訪日外国人向け英訳付き)
寛永 12 年(1635 年)、徳川三代将軍家光公の時代に、幕府公認の糸あやつり一座として公認を受けて日本橋で旗揚げ以来、384年の歴史をもつ結城座が、このたび、神田明神文化交流館(B1)「EDOCCO STUDIO」の依頼を受けて、国内では初となる定期鑑賞教室を年間を通して開催する運びとなりました。

 

 勝海舟や平賀源内も愛した「江戸糸あやつり人形」

~後世に残したい江戸の粋と伝統芸能~

 1. 江戸糸あやつり人形の魅力

384年の結城座の歴史や、江戸糸あやつり人形の仕組み、糸の場所や遣い方、男形や女形の違いなどを詳しく解説します。また特殊な仕掛け人形の実演もいたします。

 2. 人形遣い体験

実際に江戸糸あやつり人形を手に持って、その重さ、動き、糸の感触などを体験していていただきます。

 3. 古典小演目(実演):観ているだけで楽しくなる演目をご用意。
『千人塚(せんにんづか)

江戸の小噺をもとに、坊主と幽霊のユーモラスな会話と動きをお楽しみください。結城座の持つ『骨寄せ(こつよせ)』という技にもご注目ください。

『寿獅子(ことぶきじし)

結城座に最も古くから伝わるお祝いの席には欠かせない演目です。ダイナミックな獅子の動きだけでなく、その途中には獅子を中で動かしている人形が顔を出すなどのおかしさもあります。皆様のご多幸を祈念して演じます。


 ★特別展示★

結城座に伝わる歴史的資料のほか、結城座が保管・保存している人形の3000頭の中から選りすぐりの貴重な人形の頭などを展示します。上演の前・後のお時間で、職員から解説をいたします。

 ★特別冊子プレゼント★

ご来場された方には、もれなく結城座の歴史を記した特別な冊子をプレセントいたします。