東京都の無形文化財に指定され国記録選択無形民俗文化財に
選定されている「江戸糸あやつり人形」。
観劇ナビゲーター(英語同時通訳付き)による進行で、
伝統芸能ビギナーに楽しくわかりやすく380年の伝統の世界をお届けします。
美しい女形の人形が活躍する演目を通して、その世界を満喫いただけます。
お客様の中から抽選で体験もお楽しみいただけます。
380年の歴史があり、江戸の知恵と技術の詰まった人形の構造と、動く仕組みを実演解説します。特殊な女形の人形や仕掛け人形(立ち回り)の実演も行い、多彩なる人形の世界への興味を誘います。
狂言を元にした常盤津舞踊。滑稽で楽しい演目で、2人の対照的な女―上臈(じょうろう)と醜女(しこめ)―が登場します。独身の大名と従者が、良い嫁を得たいと願掛けをしたところ、お告げが出ますが、はたして…人形ならではの仕掛けや、2人の対照的な女形の所作の違いなど、見どころ満載です。
1785年に結城座に書き下ろされ、今に残る名作です。女だてらに忠義を尽くし、主君のために我が子を見殺しにせざるを得なかった政岡の、我が子を失った悲しみを吐露する名場面。結城座に現存する最も古い人形のひとつであり、100年以上前から代々補修をしながら大事に遣い続けている人形「政岡」が登場します。
江戸時代の実話をもとに作られた芝居で、今でも度々上演される人気作品。暮れも押し迫った雪の夜、八百屋の娘お七は、恋人の吉三の命を助けるために、火刑を覚悟で火の見櫓を打ち鳴らします。美しくも哀しいお七の物語。時節にもぴったりな演目です。
※要事前申し込み30名(応募者多数の場合抽選)
※内容は都合により変更になる場合があります。