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授業日誌

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2016年9月19日(月) 人形実技

本日もスタートはいつも通りの基本稽古から。

ですが、

基本稽古は舞台で人形を生き生きと動かすために積み重ねているお稽古。

その事を忘れて、お稽古の為のお稽古になってはいけません・・・!

ということで、少しだけ発展させたお稽古です。

 

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基本稽古の足踏みで前に進みつつ、向かい側から来た人とすれ違うとき、進むリズムは崩さずに相手の顔を見る。

または、片方だけ興味を持って相手を見る。見られたほうはその視線を受けつつすれ違う。

もしくは、お互いに興味を持って顔を見ながらすれ違う。

 

シチュエーションをちょっとずつ変化させて繰り返す内に、

いつの間にか人形たちの歩きが生き生きし始めてきたと、本日の講師十二代目さんがおっしゃいました。

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さて、次は意識を変えて大きく動くお稽古です。

 

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写真左側の人形が足を出し、向かって右側の人形を転ばせます。

タイミングよく足を出すのも難しいけれど、転ぶのも難しい・・・

 

転ぶ動きにリアリティを出すにはどうすれば良いかと、ヒントを貰って転ぶお稽古中の皆さん。

 

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うまくいっても、例えいかなくても、新しいことに挑戦すると面白いですね。

 


2016年9月12日(月)鳴物

この日は特別講義「鳴物」の1回目の授業でした。

田中傳次郎先生にお越しいただき、歌舞伎の黒御簾音楽について教えていただき、

大太鼓を使って実演、また、塾生も撥で太鼓を打たせて貰いました。

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歌舞伎座の大太鼓はこの写真のものよりももっとずっと大きいそうです。

 

黒御簾音楽は、映画音楽のように、背景として場面や役者の心理を現し、

お客様に印象付けさせるものということで、

表現者であって決して音楽家ではない、というお話が印象的でした。

 

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先生の御指導のもと、実際に大太鼓を打ってみます。

何種類か教えていただきましたが、見るのとやるのでは大違いです。

役者さん一人一人に合わせて、良いところで音を入れる、

耳と技術と表現力と間の良さが求められる大変な世界ですね。

 

365日のうちほとんど興行に出ていらっしゃるとのこと。

間近でそんな先生の大太鼓を聴けて、塾生の皆さんも感激のご様子でした。

 


2016年9月7日 人形実技

週の半ばの今日は、なんとなく皆さんお疲れのご様子です。

気を入れ直して、まずは足踏、駆け足、方向転換など、大切な基本稽古をします。

 

その後はジャンプのお稽古を中心に行いました。

なかなか重力を感じながら飛ぶのは難しいということで、人間でやってみて確認をします。

 

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それぞれ確認して頂いた後は、とにかく、やってみるのが一番ということで、

稽古場に箱馬を用意しました。

 

駆け足で箱馬に近づき、「なんっだこれは!」と見て、飛び越えます。

そしてそのまま走り去る…

 

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箱馬をどう見るか、シチュエーションを各々考えての、ジャンプのお稽古でした。


2016年8月20日(土)、21日(日)短期コース7、8日目

短期コース7日目は午前中に人形の稽古、午後は人形の構造を解説しながら、

人形に衣裳を着せる様子を見ていただきました。

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こちらは頭の構造、うなずく仕組みについて解説しています。

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着物を脱がせてはだかになった胴です。

仕組みは単純です。皆さんも是非作ってみてください。

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衣裳を着せて、糸を通します。

手板に糸を結ぶ結び方をお伝えしました。糸の調整をしながら結んでいきます。

人形に衣裳を着せる、糸を調整する、というのは糸あやつり人形の要です。

皆さん興味深く聞いて、挑戦してくださいました。

 

 

最終日8日目は、

皆さんが人形でやりたいなと思っていらしたことに

少しでもチャレンジできたらいいな、ということで、

お一人ずつ歌いながら人形を動かしてみていただきました。

ステップを踏んでみたり、お辞儀をしてみたり、うなだれてみたり、

お一人お一人違う人形で、とても素敵な発表でした。

 

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「幸せなら手をたたこう」の歌にあわせて、人形も動かしてみました。

上の写真は、“肩たたこう”のところで人形同士肩をたたこうとしている様子です。

 

8日間の短い期間でしたが、皆さんとても真剣に取り組んでくださり、本当に嬉しかったです。

結城座の人形もいつかまた遣いにきてください。

お疲れ様でした。