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授業日誌

2015年6月29日(月)人形実技1回目

開講式から1日あいて月曜日、人形実技初回です。

 

人形の稽古はまず「手板」を水平に持つ。

という所から始まります。

 


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皆さんが左手に持っている木製の板が手板です。

手板とは糸操り人形の操作板のことで、結城座のマークにもなっています。

↓ 結城座の手板マーク

手板マークimg255

さて、初日の今日は手板の持ち方と手板に付いている糸の役割を知りました。

こちらは人形の膝の糸を遣ってみているところです。

膝の糸をバランスよく使うことによって、足踏みが出来るようになります。

 

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皆さんがお稽古でつかう人形についている糸はだいたい15、6本です。

沢山あるように思えるかもしれませんが、

人形を遣っているうちにどの糸を遣うとどこが動くのか、

自然と覚えてしまいます。

 

人形を操って手をあげたい、横を向かせたい、ため息をつかせたい、笑わせたい・・・

走りたい、飛びたい・・・泳ぎたい?

皆さんやりたいことは色々あるはず・・・。

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その為に手板を水平に保つこと、

人形の足で地面をしっかり感じるところからスタートです。

 

 

手板を持つ筋肉や集中力は、普段つかうものと少し違うものです。

手や腕が緊張してプルプルし始めたら、無理をしすぎないでくださいね。

大事な手です!