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2012年 結城座自主公演「ミス・タナカ」作 ジョン・ロメリル 翻訳 佐和田敬司 脚色・演出 天野天街 2012年9月26日〜30日

作者紹介

2012年9月10日、「ミス・タナカ」の原作者であり、劇作家のジョン・ロメリル氏が来日しました!
写真左より、天野天街氏、ジョン・ロメリル氏、坂本弘道氏、写真手前が座長・結城孫三郎。

ロメリル氏からのコメント

Thanks to an Arts Victoria grant.
John Romeril has been able to visit Yuki-za company in Tokyo as they prepare a Japanese version of his play, ‘Miss Tanaka’.

This play was first performed in Australia in 2001 at Malthouse. And won the NSW Premier’s play prize in that year.

アーツ・ビクトリアの助成に感謝の意を表します。
これによりジョン・ロメリルは東京の結城座で行われている自身の戯曲の日本版、「ミス・タナカ」の稽古を訪問することが出来ました。

この戯曲は2001年、オーストラリアのマルサウスで初演され、この年のNSWプレミア演劇賞を受賞しました。


ジョン・ロメリルについて(作)

ちらし画像
『フローティング・ワールド』

1945年にメルボルンに生まれ、モナシュ大学在学中の1969年に劇作を開始。翌年、オーストラリアン・パフォーミング・グループ(APG)の創設メンバーとなり、以降同劇団でリーダーシップを発揮しながら、オーストラリアの小劇場運動の牽引役となった。APGで初演された代表作『フローティング・ワールド』(1974年)は、今日、オーストラリア演劇史を代表する戯曲の一つとされている。APGが解散した1981年以降も、小劇場の色を残す集団制作と政治性にこだわった数多くの戯曲を執筆し続けた。1995年、日本版『フローティング・ワールド』が佐藤信演出により東京とメルボルンで上演されたのをきっかけに、近松門左衛門「曽根崎心中」の翻案『ラブ・スーサイド』(1997年)、『ミス・タナカ』(2001年)など日本とオーストラリアの出会いをテーマとした作品を書いている。また、オーストラリア全国劇作家センター(ANPC)の議長として、日本現代演劇との交流促進につとめた。

2000年以降は先住民演劇・映画との関わりを深め、レイチェル・パーキンズ監督の先住民ミュージカル映画『ワン・ナイト・ザ・ムーン』(2001年)の脚本を共同したのを始め、同作品の翻案舞台(2009年)、アボリジニ俳優ジャック・チャールズの自伝的舞台『ジャック・チャールズVS女王』(2011年)などを執筆した。

ジョン・ロメリルは長年にわたるオーストラリア文学への貢献が認められ、2008年に権威あるパトリック・ホワイト賞を受賞している。

佐和田敬司について(翻訳)

翻訳家、早大教授(文学博士)。第10回湯浅芳子賞(舞台翻訳)受賞。ジョン・ロメリル作『フローティング・ワールド』をはじめ数多くのオーストラリア戯曲を翻訳紹介してきた。
訳書『オーストラリア演劇叢書』(1〜12巻 オセアニア出版社)。


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