本文へジャンプ

2012年 結城座自主公演「ミス・タナカ」作 ジョン・ロメリル 翻訳 佐和田敬司 脚色・演出 天野天街 2012年9月26日〜30日

音楽・演奏紹介

トニー・ルイスについて

パーカッショニスト、作曲家、レコーディング・プロデューサー、民族音楽学者、音楽教育者であり、シドニーを拠点として、クロスカルチュラルな音楽や、ダンス・演劇のための音楽を得意としてきた。
ルイスは様々な文化的起源を持つ新しいオーストラリア音楽の想像に携わってきた。アボリジナル・ナショナル・トラストやアボリジナル・アイランダー・ダンスシアターなどの先住民系カンパニー、オーストラリアのコンテンポラリーダンスカンパニーであるワンエクストラ・カンパニー、韓国のサダリ・シアターカンパニー、またマシュー・ドイルや、オーストラリアで活躍する琴奏者サツキ・オダムラのために楽曲を提供してきた。
またアジア、アフリカ、太平洋地域、オーストラリアの先住民コミュニティなど、世界各地で演奏や音楽教育、さらに文化交流プロジェクトを行ってきた。1990年にオークランドで行われたコモンウェルス・ドラム・フェスティバルのソリストをつとめたのをはじめとして、2000年のシドニー・パラリンピック開会式のアジア部門の音楽監督を務めた。

マシュー・ドイルについて

オーストラリアを代表する先住民アーティストの一人。先住民舞踊家養成で権威ある教育機関であるNAISDAを卒業後、歌手、ディジュリドゥ奏者、ダンサー、コレオグラファーとして活動してきた。またドイルは数多くの第一線で活躍するアーティストやカンパニーと共演を果たし、その中には、先住民ダンスカンパニーのバンガラ・ダンス・シアター、シドニー交響楽団、クィーンズランド交響楽団、和太鼓のTaikozなどが含まれる。また、例えばアトランタ・オリンピック、シドニー・オリンピック、アテネ・オリンピックなどを含め、数々の国際的な舞台で演奏、振付、作曲を行ってきた。2005年には日本の愛知万博でも演奏をしている。
ドイル自身は伝統的にシドニー近郊に居住してきたダラワルと呼ばれるアボリジニであり、ダラワルの長老達などとともに、ダラワルの文化の調査、復興にも中心的役割を担ってきた。ダラワルのドリーミング(創世神話を含むアボリジニの世界観/哲学)の物語に、曲と振付をつける活動をしてきた。1997年にはトニー・ルイスとともに、ダラワルの創世物語をもとにしたダンス=ドラマを制作し、先住民の国際芸術祭であるドリーミング・フェスティバルで上演した。

坂本弘道について

大量のエフェクター、鉛筆削り等の道具を用いた奏法、果てはグラインダーで火花まで出す唯一無比のチェロ奏者。他にノコギリを奏する。2008年野外特設テントにおける最大規模のソロ公演では、演奏中にチェロを燃やすというパフォーマンスを敢行。即興を主体としたセッション及びソロ、「パスカルズ」などのバンド活動、遠藤ミチロウ、U A、川上未映子、荒井良二ら多種多彩なアーティストとの共演、演劇、ダンス、映画等への作曲、2011年コクーン歌舞伎「盟三五大切」(演出:串田和美)、2012年劇団昴ザ・サード・ステージ公演「暗いところで待ち合わせ」(演出:寺十吾)など舞台での生演奏、音楽ドキュメンタリー映画「We Don't Care About Music Anyway」(2009年仏)に出演等々、神出鬼没の活動を国内外で展開中。1999年にリリースしたソロアルバム「零式」は今なお多くのファンを生み出し続ける傑作(アートワーク:天野天街)。2011年公開のアニメーション映画「緑子」(監督:黒坂圭太)では音楽監督を務め、そのサウンドトラックもまた大きな話題をよんでいる。今年で5年目を迎えた先鋭的音楽フェスティバル「JAZZ ART せんがわ」の設立メンバー、プロデューサー。


ページの先頭へ