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授業日誌

2015年11月16日(月) 能の発声法と所作

外部講師の方々による特別講義、日本舞踊に続いて「能の発声法と所作」の授業も始まっています。
講義をご担当いただくのは、シテ方観世流能楽師緑泉会代表 津村禮次郎先生です。

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全8回の授業の内、既に5回が終了し、残すところは12月の2回のみとなりました。

お能についてほとんど知識のない塾生に対しても、

その成り立ちや内容について座学でとても詳しく教えて頂きました。

 

この5回の授業の中で塾生の皆さんは「高砂」の謡と仕舞も学んでいます。

世阿弥が作ったこの曲は、室町時代から今日まで能の代表的な祝言曲として伝えられています。

 

お能は過去の形態をそのまま継承している世界最古の舞台芸術といわれています。

謡曲のテキストの中には今の言葉の元になっているものも多く見られ、その時の長さを感じることが出来ます。

残り2回で、少しでもにお能に近づけるといいですね。

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