結城座について

座員紹介

十三代目 結城孫三郎(じゅうさんだいめ ゆうきまごさぶろう)

十二代目結城孫三郎(現 三代目両川船遊)の長男。1985年『夢童子 ゆめ草紙』『寿獅子』にて6歳で初舞台。『寿獅子』では故・結城雪斎(十代目孫三郎)と共に仔獅子を披露。

2005年『夢の浮橋~人形たちとの源氏物語~』(演出:佐藤信)以降、結城座公演のすべてに参加する。
2020年『東海道中膝栗毛 ~赤坂並木から卵塔場まで~』では弥次郎兵衛を演じ、劇評にて称賛される。

2021年『結城数馬改め 十三代目結城孫三郎襲名披露公演「十一夜 あるいは星の輝く夜に」』にて十三代目結城孫三郎を襲名。結城座の座長となる。

結城座の伝える もう一つの伝統芸能である「江戸写し絵」の技芸の習得に努め、“写し絵師”としても活躍している。

主な役

『伽羅先代萩』千松 役
『文七元結』藤助 役
『破れ傘長庵』(演出 山元清多)藤掛道之助 役
『乱歩・白昼夢』「屋根裏の散歩者」における郷田 役
『オールドリフレイン』三五郎 役
『野鴨中毒』セルビー夫人 役
『ドールズタウン』幸太 役
『雀去冬来(すずめさりて ふゆ きたる)』李徳生(リトクセイ) 役
『東海道中膝栗毛~赤坂並木から卵塔場まで~』弥次郎兵衛
『結城数馬改め 十三代目結城孫三郎襲名披露公演「十一夜 あるいは星の輝く夜に」』セバスチャン、ヴァイオラ
※150年ぶりの船上写し絵『播州皿屋敷』“写し絵師”として出演、他。

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